社会人になり、「何か趣味を始めたいな」と感じている人。

昔から音楽が好きだった
アーティストのようにギターを弾いてみたい…
という憧れを持つ方もいるのではないでしょうか?
とはいえ、未経験だと「何から始めればいいの?」「楽譜も読めないし…」と不安がつきものですよね。

この記事では、ゼロからギターを始めて、無理なく続けていくための5つのステップを社会人ギタリスト目線でわかりやすく解説していきます。
ギターは楽器の中でも特に始めやすく、長く楽しめる趣味。ぜひあなたも「ギターが弾ける自分」への一歩を踏み出してみませんか?
その①:ギターってそもそも、どういう楽器?

ギターは「弦を弾いて音を出す」シンプルな構造の弦楽器です。
両手を使って、左手で弦を押さえ、右手でピックや指を使って弦を弾くことで音を鳴らします。
アコギとエレキの違いって?
ギターには大きく分けて「アコースティックギター(アコギ)」と「エレクトリックギター(エレキ)」の2種類があります。
- アコギ…ボディに空洞があり、弾いた音が自然に響きます。
- エレキ…アンプにつなぐことで音を出すギター。

どちらも魅力的ですが、弾き語りやソロで楽しみたい方にはアコギ、バンドを組みたい・ロックが好きな方にはエレキが向いています。
ギターが「どんな人にも合う」理由
ギターは年齢・性別・音楽経験に関係なく始められますし、色々な魅力があります。
- 好きな曲をすぐにコピーできる
- 弾き語りが1人で完結できる
- 音が出しやすく、練習の成果が実感しやすい
- 練習環境が手軽(音量も調整できる)

楽器の中でも最も始めやすく、続けやすいと言われる理由がここにあります。
その②:楽譜が読めなくても大丈夫?

結論から言うと、楽譜(五線譜)が読めなくてもまったく問題ありません。
ギターには初心者にやさしい「TAB譜」や「コード譜」があるからです。
TAB譜・コード譜で感覚的に弾ける!
- TAB譜(タブふ)…ギターの弦とフレットを数字で示した譜面。
- コード譜…CやGなどのアルファベットで表される「和音」。

つまり、「ドレミファソラシド」を読めなくても、数字と図形でギターが弾ける仕組みになっているんです。
音楽理論ゼロでもOK
はじめは細かい音楽理論を知らなくても大丈夫。
最初は「このコードを押さえて、この順番で弾く」というだけでも曲になります。
むしろ、“弾いてみたい!”という気持ちが何よりのスタートライン。
理論はあとからついてきます。
その③:ギターを買うときに迷ったら

「どんなギターを買えばいいか分からない…」という声はよく聞きます。
でも安心してください。初心者にとって大事なのは“続けやすい1本”を選ぶことです。
初心者が選びやすいポイント
- 価格帯…1〜3万円台の初心者セットがおすすめ。
- アコギ or エレキ?…アコギ:1本で完結、弾き語りに最適。

見た目も大事!弾くたびに気分が上がる「色」「形」「ブランド」など、自分が“好き”と思えるデザインを選びましょう。
迷ったらこのモデル!
YAMAHA F310(アコギ)
定番のエントリーモデル。鳴りも良く、初心者にぴったり。
PLAYTECH TL250(エレキ)
コスパ重視の人気モデル。YouTubeでもレビュー多数。
Epiphone Masterbilt(少し予算があるなら)
音の響きが格別で、長く使える1本です。

まずは「これなら毎日触りたくなる!」という1本を選ぶことが、ギターライフの第一歩です。
その④:忙しい社会人でも続く練習法

仕事で忙しい社会人でも、毎日ギターを続けるコツはあります。
大事なのは「完璧を目指さない」こと。
分割練習&1日10分でもOK
「まとまった時間が取れない…」という方は、細切れ練習でOK。
- 出勤前にコードを1つだけ確認
- 帰宅後に3分だけストローク練習
- 週末にお気に入りの曲を通して弾いてみる

1日10分からでも確実に上達します。
YouTubeやアプリを活用
いまや練習方法は無限。プロのレッスン動画や初心者向けの解説チャンネルが多数あります。
- YouTubeで「曲名+ギター」で検索
- スマホアプリ「Fender Play」や「Yousician」もおすすめ

自分のペースで学べるから、続けやすい。
弾き語りから入ると楽しい
最初から難しいソロや速弾きに挑む必要はありません。
- C・G・Am・Fなど基本コードを覚えればOK
- 好きな曲を自分の声で歌いながら弾くと、楽しさが倍増します

筆者もあいみょんさんに憧れて弾き語りを始めたのがきっかけでした。
その⑤:ギター教室やサークルには参加すべき?

「独学だけで続けられるかな?」「誰かに見てもらった方がいいの?」
そんな不安が出てきたときこそ、教室やサークルの活用を検討してみましょう。
ギター教室のメリット
- 基礎から体系的に学べる(フォームやリズム感など)
- 自分に合った練習法や上達ルートをプロが提案してくれる
- 疑問をすぐ質問できるから、挫折しづらい

特に初心者には、月に1回でも通ってみる価値ありです。
ギターサークルの魅力
- 同じ趣味の仲間とワイワイ楽しめる
- 発表の場があることでモチベが続く
- 「もっと弾けるようになりたい!」という刺激になる

上手い・下手より“楽しむ気持ち”が大事なのがサークルの魅力。
無理のない範囲で“アウトプット”を
自宅練習も大切ですが、人前で弾く(=アウトプット)機会を作ることが上達への近道です。
- 教室で発表会に出てみる
- サークルで1曲だけ披露する
- SNSに動画をあげてみる
最初は緊張して当たり前。でも、その先には確かな成長と達成感が待っています!
よくある質問(FAQ)
社会人からでもギターは本当に上達できますか?
まったく問題ありません。
ギターは「毎日少しずつ」の積み重ねが上達に直結します。
むしろ社会人のほうが、自己管理能力がある分コツコツ練習しやすい傾向にあります。
練習時間が取れません…短時間でも効果ありますか?
効果あります!
たとえ1日5分でも、継続すれば指の動きや耳が確実に育っていきます。
「分割練習(朝と夜に5分ずつ)」や「ながら練習」でもOK。
ギターはアコギとエレキ、どちらを選ぶべき?
弾きたい音楽やライフスタイルに合わせましょう。
- 弾き語りやナチュラルな音→アコースティックギター
- ロック・ポップス・バンドをやりたい→エレキギター
見た目や色で選ぶのも、モチベを高めるうえではアリです!
楽譜が読めなくても独学でやっていけますか?
問題ありません。
TAB譜やコード譜が読めれば、ほとんどの曲は演奏できます。
まずは「音楽を楽しむこと」が一番大切です。
ギター教室はお金がかかるしハードルが高いです…
最近は月1回・30分など手軽なプランも多いです。
また、初回無料体験レッスンもあるので、試してから判断できます。
「独学で限界を感じた」「もっと効率よく学びたい」なら、活用する価値アリ!
まとめ
社会人になると、毎日が忙しく、気がつけば「何かに打ち込める時間」がなくなりがちです。
でも、ギターは未経験からでも始められる最高の趣味。
「やってみたい」と思ったその気持ちを大切に、まずはコード1つでも鳴らしてみてください。
ギターはあなたの毎日に、リズムと彩りを与えてくれる相棒になりますよ。
このガイドが、あなたの“ギタリストとしての第一歩”になれば幸いです。
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