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ギターCコードはFより難しい?初心者が1ヶ月で押さえるコツ

社会人のためのレッスン
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ギターを始めたばかりの初心者が最初にぶつかる壁——それがCコードです。

Fコードの難しさはよく知られていますが、実はCコードも

「押さえてるつもりなのに音が鳴らない」

「綺麗に響かない」

と多くの人がつまずくポイントです。

なぜそんなに難しく感じるのか?

その理由は、指の角度や力加減といったフォームの問題に加え、弦の太さやギター自体の調整状態にもあるのです。

Nyan.
Nyan.

私自身もCコードが綺麗に押さえれない、鳴らない状態で1ヶ月ほど経った頃、やっと仕組みが分かりました。

この記事を読むと分かること
  • Cコードが「なぜ難しいのか?」の本当の理由
  • 初心者でも1ヶ月でCコードを押さえられるようになるコツ
  • 鳴らない原因をフォームとギターの両面から徹底解説
  • 指の置き方・弦の選び方・ギターの状態など、すぐ試せる対策

この記事では、ギター歴9年の筆者が、Cコードを綺麗に鳴らせるようになるまでに試した工夫や、1ヶ月で押さえられるようになるための具体的なコツを丁寧に解説していきます。

Cコードが鳴らない3つの原因と対処法

「コードの図通りに押さえているのに、Cコードがうまく鳴らない…」という悩み、あなたも経験していませんか?

実はそれ、よくある3つの原因にほとんど当てはまります。

フォームの見直しや手元のケアで解決できることが多いので、焦らず一つずつチェックしていきましょう。

原因①:指の角度が寝ている/力が入りすぎている

多くの初心者がやりがちなのが、「指を寝かせて押さえてしまう」こと。

指が寝ると、隣の弦に触れてしまいミュートされてしまいます。

また、「しっかり鳴らさなきゃ!」と力を入れすぎてしまい、指全体が固まって逆に動きが悪くなることも。

対策
  • 指を弦に対して垂直に近づけるように意識
  • グーっと力を入れるのではなく、「必要な分だけ」軽く押さえるようにする

原因②:爪が長い、または弦に触れてしまっている

地味ですが重要なのが「爪の長さ」。

特に人差し指や中指の爪が少しでも長いと、指先が弦に密着せず、音が綺麗に出ません。

対策
  • 爪はしっかり短く切る(白い部分が見えない程度が理想)
  • 指先の“腹”ではなく、“先端”で弦を押さえるイメージを持つ

原因③:フレットから離れた位置を押さえている

フレットから離れた位置で弦を押さえると、ビビり音(ビーンという雑音)が出たり、必要以上に力を入れなければならなくなります。

対策
  • 弦を「フレットにギリギリ近い位置」で押さえる(ただしフレットの上には置かない)
  • 位置をずらしながら「一番軽い力で綺麗な音が出る場所」を見つける
Nyan.
Nyan.

Cコードが鳴らないのは「自分のセンスがないから」ではありません。

正しいフォーム・手入れ・位置を少し意識するだけで、音は確実に変わってきます。

それでも鳴らない?ギター自体を見直そう

フォームも指の角度も見直したのに、それでもCコードが鳴らない…。

そんなときは、「ギター本体」に原因がある可能性を疑ってみましょう。

ギターは見た目が同じでも、弾きやすさに大きな差がある楽器です。

特に初心者用セットのアコギには、調整されていない個体も多く、無意識に難易度を上げていることがあります。

弦高が高すぎないか?

「弦高」とは、弦とフレットの間の高さのこと。

これが高すぎると、押さえるだけで必要以上に力がかかり、音も鳴りづらくなります

目安として、アコースティックギターの場合は、

  • 12フレット上で2.5mm前後が理想

それ以上ある場合は、特に初心者にとっては厳しい設定です。

対策

弦高の調整は高度な技術が必要なので、無理せず楽器店に依頼しましょう。サドルを削るなどの作業は、プロに任せるのが安心です。

弦が太すぎてないか?(ゲージ選び)

初心者向けセットに最初から張られている弦は、ミディアムゲージヘヴィゲージなど、意外と硬めなことがあります。

この場合、指が痛くなるだけでなく、コードを押さえにくくなる原因にもなります。

対策

筆者のおすすめは、バランスの取れた「カスタムライトゲージ」。音の伸びもよく、指にも優しく、初心者には最適です。

上達しないと「自分に才能がないのでは…」と思いがちですが、実はギター自体に問題があるケースも本当に多いです。

フォームを見直しても鳴らないときは、ぜひギターの調整にも目を向けてみてください。

X(ミュート)を覚えると一気に上達

Cコードを弾いていて、

「なんだか音が濁って聞こえる」

「バサッとまとまりがない」

その原因、実は“6弦の不要な音”が混ざっているせいかもしれません。

Nyan.
Nyan.

Cコードでは6弦(一番太い弦)を鳴らさないのが基本です。

この弦を意図的に「鳴らさないようにする技術」が、“ミュート”=Xです。

ミュートってなに?

ミュートとは、弦を軽く触れて振動を止めることで、音を出さない状態にすること

ギター演奏の中では非常に大切なスキルで、コードのクリアな響きや演奏の完成度を左右します。

親指でできる!X(ミュート)のやり方ステップ

Cコードで使える基本のミュートは、親指ミュートです。

X(ミュート)のやり方
  • Cコードを押さえる
  • 左手の親指をネックの裏から軽く出す
  • その親指の腹で6弦にそっと触れる(押さえ込まない)
  • 6弦だけが鳴らなくなっていればOK!

他の弦はしっかり音が出て、6弦だけが「コッ」と鳴らない状態が理想です。

よくある失敗とコツ

  • 親指に力を入れすぎていると、6弦を押さえてしまい音が鳴ってしまう
  • 親指の位置が浅すぎる/深すぎると、狙ったミュートができない

Nyan.
Nyan.

コツは、「触れるだけ」「呼吸するように軽く」が正解です。

ミュートができればコードの響きが変わる!

ミュートがしっかりできるようになると、演奏がぐっと引き締まり、“上手な人の音”に一歩近づきます。

コードの正確さだけでなく、ミュートも“音楽の表現”の一部。ぜひ意識してみてください。

ギターCコードはFより難しい?初心者がつまずく意外な理由

ギター初心者の多くが最初に「難しい!」と感じるコードといえば、Fコードを思い浮かべる人が多いかもしれません。

しかし実は、「Cコードも同じくらい—or それ以上に—難しいのでは?」と感じる人が少なくありません。

理由は、見た目よりも指の使い方と力加減がシビアだからです。

筆者も最初の1ヶ月はずっと苦戦

実を言うと、筆者もCコードを綺麗に鳴らせるようになるまでに約1ヶ月かかりました。

当時は、何度も「これ、本当に合ってるの?」と不安になりながらも、何が原因なのか分からず練習を続けていたのを覚えています。

それでもある日、

Nyan.
Nyan.

「爪を切って、指をフレットに近づけて、少しだけ立てる」

という基本を徹底しただけで、急に音が鳴るようになりました。

Fコードのような派手さはないけれど、Cコードは実は「ギターの基本の壁」ともいえる存在です。

「Cでつまずくのは自分だけじゃない」と知ってもらえたら、この記事の目的は半分達成です。

まとめ

Cコードは、見た目以上に奥が深く、「簡単そうに見えて実は難しいコード」です。

でも心配はいりません。押さえる指の角度や力加減、ギター自体の状態、そしてミュートなど、必要な要素をひとつひとつ理解しながら進めれば、必ず弾けるようになります。

  • まずはフォームと構え方を理解すること
  • 鳴らなくて当然!焦らず丁寧に練習しよう
  • ギター側の問題もチェックする視点を持とう
  • ミュートや弦選びなど、演奏を“整える工夫”も忘れずに

最初は誰でもつまずくCコード。

でもそれは、「できない自分」ではなく、「これから上手くなるきっかけ」を手にした証拠でもあります。

指が覚え、耳が慣れ、ギターが手になじんでくると、ふとした瞬間にスッと鳴る日がやってきます。

その一歩を、今日この記事から始めてもらえたら嬉しいです。

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