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【写真付き解説】落ちない、ズレないピックの持ち方と脱力のコツ

社会人のためのレッスン
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「コードを弾いていると、ピックがズレて落ちてしまう…」

「気づけばアコギの中にピックが転がってる…」

そんな経験、ギター初心者なら一度はあるはずです。

でも安心してください。実はそれ、あなただけじゃありません。

Nyan.
Nyan.

ピックが落ちる・ズレる原因は、技術ではなく“力の入れ方”と“持ち方のバランス”にあるんです。

この記事でわかること
  • ピックがズレる・落ちる本当の原因
  • 手首の脱力を身につけるための練習方法
  • 写真でわかる正しいピックの持ち方
  • 自分の演奏スタイルに合うピックの選び方

本記事では、ピックが落ちなくなる正しい持ち方と、力を入れすぎないコツを写真付きでわかりやすく解説します。

ピックをしっかりコントロールできるようになると、演奏が一気に楽しくなりますよ!

そもそもピックがズレる・落ちるのは当たり前?

初心者にありがちな力みの連鎖

ピックがうまく握れない理由のひとつに、「力みすぎ」があります。

特にアコースティックギターを弾くときなどは、音をしっかり出そうとして知らず知らずのうちに全身が硬直していることも。

  • 腕に力が入る
  • 手首がガチガチに
  • 指先もこわばる
  • ピックが弦に当たった瞬間に、跳ね返されてズレる・落ちる
Nyan.
Nyan.

こうした力みの連鎖が、ピックトラブルの原因となることがとても多いです。

安心してOK!誰もが通る道

ピックがズレるのは、プロを目指す人だって最初はみんな通る道。

Nyan.
Nyan.

筆者自身も、最初は一曲のうちに3回はピックを落としていました。笑

アコギの中にピックが入って、逆さにして振って取り出すのも、ほんとに日常茶飯事です。

それを繰り返しながら、少しずつ「力の抜き方」や「ピックの当て方」が分かってきます。

焦らず、あきらめず、ゆっくりと「ズレない感覚」を掴んでいきましょう。

力を抜く感覚をつかむ練習法

ピックを落とさず安定して演奏するには「余計な力を入れない」ことが大前提。ですが、これが意外と難しい…。

ここでは、力の入れすぎを防ぎ、「自然な脱力感」を体で覚えるための練習方法を紹介します。

脱力の基本:ぶらぶら手首体操

実際に行う手法・注意点
  • まずは手を「グー」に握った状態で、肩からだらんと下げましょう。
  • そのまま力を抜き、手首を上下に軽くぶらぶらと振ってみてください。
  • ひじを固定し、手首から先だけが動いている状態を意識します。

この時、痛みが出るほど振りすぎるのはNGです。

無理せずリラックスした状態を保ちながら、数回に分けて行いましょう。

好きな曲のリズムで「振る」練習を

次のステップとして、好きな楽曲のサビやAメロなど、リズムに合わせて「ぶらぶら」してみましょう。

例えば…
  • 「カントリーロード」のサビ部分でテンポよく手を振ってみる
  • バラード調のゆったりしたリズムに合わせて呼吸と一緒に振る

このように実際の曲のグルーヴに体を合わせることで、演奏時に自然な脱力ができるようになります。

演奏前の脱力ウォーミングアップも効果的

ギターを手に取る前に、30秒ほどの手首ぶらぶらウォームアップをするだけでも、その後の演奏の滑らかさが変わります。

Nyan.
Nyan.

特に冬場なんかはやっておいて損はありませんよね。

  • 練習前にぶらぶら→深呼吸→チューニング
  • ストロークが上手くいかないとき→一度ピックを置いてリセット

この「脱力→演奏」の流れをルーティンにすることで、無理な力みが減り、ピックのズレや落下も自然と減っていくはずです。

写真で学ぶ!ピックの正しい持ち方

ピックの正しい持ち方を知ると、弦にピックを当てる角度、力の入れ具合なども自然に分かっていきます。

ここでは、実際の写真を交えながら、基本のフォームを解説していきます。

正しい持ち方の例

ピックの基本的な持ち方は、親指と人差し指の2本で軽くつまむのが基本です。

正面から見たピックの持ち方↓

Nyan.
Nyan.

ピックの先端が、指の先から2~3mmほど出る程度が理想。出しすぎるとコントロールしずらい。

下から見たピックの持ち方↓

親指がピックの「正面」、人差し指が「背面」になるように意識しましょう。

Nyan.
Nyan.

親指の原と人差し指の側面で、軽くつまむのがコツ。

横から見たピックの持ち方↓

ピックは弦に対してわずかに斜めになるように持つとスムーズな演奏ができます。

Nyan.
Nyan.

ピックが平行すぎると引っ掛かる感覚が強くなるため注意。

実は中指も活躍している

「ピックは親指と人差し指だけで持つ」と思いがちですが、実は中指も意外とサポートしてくれています。

ストロークしていると、ピックは少しずつズレていくことがあります。

その際に無意識に中指がピックの位置を補正していることがあるんです。

こんなときに中指が役立つ
  • ストロークの途中でピックがズレたときに、そっと支える
  • 人差し指が滑ってきた時に、横から軽くピックを押し直す
  • 安定性を高めるため、3点で支えるように使う人も

これは「正しい使い方」というよりは、自然に身につくサポート動作。

Nyan.
Nyan.

中指もうまく使って、自分なりの安定したフォームを見つけていきましょう。

ストローク時のポイントとフォーム

ストロークは、ピックの持ち方だけでなく「振り方」もとても重要なポイントです。

ピックをズレにくくしつつ、安定したストロークを身につけるためのフォームとポイントを解説します。

コードの最初はやや強く当ててもOK

「ピックを落としたくないから」

と、恐る恐る弦に当てると、逆に音が出づらくなり、フォームが不安定になります。

特にコードを弾き始める“最初の一振り”では、ピンと人差し指を伸ばすようにしてしっかりとピックを当てることで、力強くアクセントをつけられます。

例えば…
  • 弱すぎてジャラ…としか鳴らない
  • 1発目だけアクセント → その後はリズミカルに脱力

というように、「最初は強く→あとはリズムにのせて脱力」という流れを意識すると、自然とピックがズレにくくなります。

慣れてきたら、コードのド頭でストロークをする時に人差し指をピンと張った状態でバン!と力強くコードを弾くと、アクセントが効きますよ。

↓こんな感じに持って振り抜く

Nyan.
Nyan.

一番最初は力を入れて弾いてみてもいいかもしれませんね。しかし、基本は脱力して弾くことを忘れずに。

自分に合ったピックを選ぼう

ピックの持ち方や脱力のコツを覚えてきたら、次は「どんなピックを使うか」も重要なポイントです。

実は、ピックの形状や素材によって、弾きやすさや音の出方は大きく変わります。

ここでは代表的な3種類のピックと、最近注目を集めているスタイリッシュなピック「ROMBO」シリーズについてご紹介します。

おにぎり型|コード弾きに最適

おにぎり型は、広い面積でしっかり持てるため、安定感があります。

Nyan.
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ストロークで複数の弦をしっかり捉えることができ、初心者にも扱いやすいのが特徴です。

コードストロークが中心の方におすすめです。

ティアドロップ型|ギターソロに最適

先端が鋭く、細かなニュアンスを出しやすいのがティアドロップ型。

単音のフレーズやギターソロでの速弾きにも適しています。

Nyan.
Nyan.

スピードと表現力を両立したい人にぴったりです。

ジャズ型|スピードとコントロール重視派に

ティアドロップよりさらに小ぶりで、繊細な操作性に優れたのがジャズ型。

軽く弾いてもキレのある音が出やすく、上級者やジャズ・フュージョン系プレイヤーに好まれています。

Nyan.
Nyan.

ギターソロなどを弾く時などにはティアドロップ型のものを選ぶと、単音弾きがしやすいです。

コード弾きやカッティングなどにはおにぎり型のピックが演奏者にとっても弾きやすく、曲も安定します。

おすすめのおしゃれピック

見た目におしゃれで、しかもグリップ力も高いと話題なのが、ドイツ発のピックブランド「ROMBO(ロンボ)」。

形状、色などが独特のとてもお洒落なピックなのが分かりますね。人間工学に基づいて作られているため、グリップしやすく、落ちない、ずれない。

ROMBOの特徴
  • 人間工学に基づいた設計で手にフィットしやすい
  • 表面に凹凸があり、滑りにくくズレにくい
  • デザイン性が高く、練習のモチベーションもアップ

プロギタリストのかずきさんもYouTubeで紹介しており、SNSでも注目度が高まっています。

まとめ

ピックがズレたり落ちたりするのは、初心者なら誰でも通る道です。

しかし、正しい持ち方適切な脱力を知れば、その悩みは確実に改善していきます。

  • 最初は落として当然。問題はそこからどう練習するか。
  • ピックを“握りしめる”のではなく、“軽く挟む”意識を持とう。
  • 脱力は一朝一夕では身につかない。手首をぶらぶらと振る習慣づけからスタート。
  • ピックの形・厚さ・素材は自分に合うものを探すのがコツ。
  • 親指+人差し指が基本だが、中指が自然にサポートすることもある。

大切なのは、「これが正解」という形にこだわりすぎず、自分の手にフィットするフォームを探すことです。

焦らず、色んなピックやスタイルを試しながら、あなただけの“落ちない・ズレないピックスタイル”を見つけていきましょう!

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