iPhoneユーザーなら一度は耳にしたことがある「CarPlay(カープレイ)」。
でも、

「何ができるの?」

「ナビや音楽以外にも使い道があるの?」
と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

実はCarPlayは、対応アプリや車種を知っておくことで、カーライフを一気にスマートで快適にしてくれる最強ツールなのです。
本記事では、CarPlayで使えるおすすめアプリや対応車種の最新情報をわかりやすくご紹介します。
車の買い替えやナビの後付けを検討中の方も、この記事を読めば「CarPlay対応」を選ぶ理由がきっと見えてきます。
iPhone「CarPlay」とは?できることと接続方法

「CarPlay(カープレイ)」とは、iPhoneを車のディスプレイに接続し、スマートフォンの機能を車内で安全に使えるようにするAppleの公式機能です。
カーナビとして地図アプリを使ったり、お気に入りの音楽を再生したり、電話やメッセージの送受信も可能になります。
さらに、音声アシスタント「Siri」を使えば、画面に触れずに操作できるため、運転中でも視線を外すことなく安全に利用できます。
CarPlayの接続方法は2種類
- 有線接続(USBケーブル)…車のUSBポートにiPhoneを接続する方法。接続が安定し、音質も高いのが特長です。
- 無線接続(BluetoothまたはWi-Fi経由)…対応車種であれば、iPhoneと車をワイヤレスで連携させることもできます。ケーブル不要でスムーズに使えるのがメリットです。

CarPlayは、日常のドライブをより快適に、そしてより安全にしてくれる機能です。
CarPlay対応アプリ一覧|ジャンル別おすすめ紹介

CarPlayでは、日常の運転をもっと便利に、快適にしてくれるアプリが数多く対応しています。
- Apple Maps
- Googleマップ
- Yahoo!カーナビ
- Waze
- カーナビタイム
- Apple Music
- Amazon Music
- Spotify
- LINE MUSIC
- YouTube Music
- KKBOX
- AWA
- VOX
- 電話
- LINE
- ポッドキャスト
- Overcast
- NPR One
- Downcast
- オーディオブック
- Audible
- Audiobooks.com
- MLB
- PlugShare
上記の25種ものアプリがCarPlayで使用できます。
CarPlay起動時にプリセットで入っているもの、入っていないアプリもあります。
入っていないアプリに関しては、ご自身のiPhoneで一度アプリをダウンロードしてから再度接続すると、使用することが出来ます。

上記のアプリ以外にも、Siriに話しかけ、「○○の曲を流して」など、目を離すことなく他機能を使うことができるため、安全な運転が可能となります。
CarPlay対応車種と次世代CarPlayの進化

CarPlayは、現在では800以上の車種に対応しており、年々その範囲は広がっています。
iPhoneユーザーであれば、CarPlay対応の車に乗るだけで車内の利便性が大きく変わるはずです。
CarPlay対応メーカー一覧(代表的な国産・輸入車)
- トヨタ(TOYOTA)
- ホンダ(HONDA)
- マツダ(MAZDA)
- スバル(SUBARU)
- 日産(NISSAN)
- スズキ(SUZUKI)
- 三菱(MITSUBISHI)
- レクサス(LEXUS)
- BMW
- Mercedes-Benz(メルセデス・ベンツ)
- Audi
- Volkswagen
- Volvo
- Peugeot
- Ford など
などなど…、ここでは紹介しきれませんが、車のグレードが限定されているとはいえ、かなりの数の車種にCarPlayシステムは導入されております。

対応グレードは車種によって異なるため、購入時には「CarPlay対応モデル」であることを必ず確認しましょう。
Apple公式サイトからも、CarPlay対応車種をご覧いただけます。
次世代CarPlayの注目ポイント
2024年以降、一部の新車に搭載される予定の次世代CarPlayでは、以下のような新機能が追加される見込みです。

これまでナビや音楽に限られていたCarPlayが、車全体の統合OS的な存在へと進化しつつあります。
今の車、BluetoothやUSBポート、ついてますか?
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音楽にこだわりたいあなたにこそ、音響装備に強い車を“選べる”時代へ。
後付けCarPlayとおすすめナビ|非対応車でも使える!

「自分の車にはCarPlayが付いてないから使えない…」と諦めていませんか?
実は、CarPlayは後付け対応が可能な機能です。
既存のナビを対応製品に交換することで、CarPlayを簡単に導入できます。
後付け方法は「DIY」か「プロに依頼」
2DIN規格のナビを使っている車であれば、市販のCarPlay対応ナビを購入して自分で交換することも可能です。
ただし、配線や車両のパネルを外す作業が発生するため、ある程度の知識と工具が必要です。
オートバックスやイエローハット、専門のカーオーディオショップでは取り付けサービスが用意されています。
時間や手間を省きたい方にはこちらがおすすめです。
おすすめのCarPlay対応ナビ:Pioneer「DMH-SZ700」
項目 | 内容 |
---|---|
ディスプレイ | 6.8V型ワイドVGAモニター |
カーナビ機能 | ×(単体でのナビ機能なし) |
Apple CarPlay/Android Auto 対応 | 〇 |
DVD/CD | ×(非対応) |
Bluetooth | 〇(対応) |
USBメモリ・接続端子 | 〇(音楽再生や接続に対応) |
地上デジタルTV | ×(非対応) |
FM/AMチューナー | 〇(ラジオ対応) |
バックカメラ機能 | 〇(接続・表示対応) |
ハイレゾオーディオ | 〇(高音質再生対応) |
取り付け規格 | 2DIN(縦100mm×横178mm) |
その他機能 | Amazon Alexa対応(※Wi-Fi接続が必要) |
DMH-SZ700は、CarPlay対応ナビの中でもコスパ・機能性ともに高評価のモデル。
音楽・ナビ・通話すべてを快適にこなせるので、はじめての後付けにもぴったりです。
CarPlayの便利な活用シーン

CarPlayは“つながるだけ”の機能ではありません。
実際に使ってみると、「これは便利!」と感じる瞬間がたくさんあります。ここでは、代表的な活用シーンを3つご紹介します。
地図の更新が不要!いつでも最新情報でナビゲート
従来のカーナビは、地図情報の更新に手間と費用がかかることが多いですよね。
しかし、CarPlayならiPhoneの地図アプリ(Apple MapsやGoogleマップ)をそのまま使用できるため、常に最新の道案内が可能。

新しくできた道や店舗情報にも即座に対応できるのは大きなメリットです。
有線接続で音質向上!Bluetoothよりクリアなサウンドに
Bluetoothで音楽を聴いていて「ちょっと音がこもるな…」と感じたことはありませんか?
CarPlayではUSBケーブルによる有線接続も可能で、音の劣化が少なく、より高音質な再生が実現します。
好きな音楽を良い音で聴けるだけで、日々の通勤やドライブがもっと楽しくなります。
Siri連携で操作ラクラク!運転中の安全性も◎
CarPlayはSiriによる音声操作に完全対応。
といった指示を話すだけで、画面を見ずに操作できます。
視線を落とさずに済むため、安全運転の確保にもつながる重要な機能です。
【よくある疑問Q&A】YouTubeは見られる?アプリが出ないときは?

CarPlayは便利ですが、安全性を最優先に設計されているため、すべてのiPhone機能が自由に使えるわけではありません。
ここでは特に多い2つの疑問にお答えします。
CarPlayでYouTubeは見られる?
基本的には見られません。
CarPlayは「運転中の視聴による事故を防ぐ」目的で、動画アプリ(YouTubeやNetflixなど)は使用できない仕様になっています。
これはAppleの設計思想によるもので、画面操作がドライバーの注意をそらさないよう制限されています。
HDMIケーブルを使ってナビにiPhone画面をミラーリングする方法があります。ただし、必ず停車中に操作・視聴し、同乗者用の機能として活用することをおすすめします。
アプリがCarPlay画面に表示されないのはなぜ?
iPhoneにアプリが未インストール、またはCarPlay対応でない可能性があります。
以下を確認してみましょう。

新たに対応アプリをインストールした場合は、一度CarPlayを再接続(ケーブル抜き差し or Bluetooth再ペアリング)することで表示されることが多いです。
まとめ
CarPlayは、ナビ・音楽・通話・メッセージ・エンタメと、iPhoneの便利な機能を車内で安全かつ快適に使える、まさに“スマートカーライフ”の入口です。
対応アプリと車種を知っておくだけでも、CarPlayの可能性は大きく広がります。
「今の車にはついていない…」という方も、後付けナビの導入で手軽に利用開始できますし、
これから車を購入する方なら、CarPlay対応モデルを選ぶことで将来的な拡張性も確保できます。
CarPlay対応の人気ナビ「DMH-SZ700」や、気軽に乗れるサブスク型カーサービスもおすすめです。
\今の車をもっと便利に!/
音楽にこだわりたいあなたにこそ、音響装備に強い車を“選べる”時代へ。
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