こんにちは、車内ギタリストNyan.です。
普段のギター練習でなかなか音量を出せない方、アパートやマンション、閑静な住宅地にお住まいで、騒音にならないかお悩みの方。
結論から言うと、車用インバーターを使うと、音量を気にせずエレキギターが弾けます。
さらに、車用インバーターはアンプ使用時のみならず、携帯の充電、家電の使用など、多目的で活用できるため、とても便利なアイテムです。
今回は、家で絶対この音量で弾けない!と悩んでいる方へ、車用インバーターを実際にどうやって繋ぐのか、実演動画、使用時の注意点なども交えながら、ご紹介させていただきます。
普段家弾きであまり音量を出せない方や、手軽な防音室である車で音量を気にせずエレキギターを楽しみたいなら、車用インバーターを使って車内エレキを楽しみましょう!
目次
車用インバーターとは?
普段車をお使いの方は、シガーソケットがあるのはご存じかと思います。しかし、喫煙人口の低下とともに現在は、USBポートとして携帯の充電などの使用が主になっています。
車用インバーターとは、車の電気の直流を交流に変換することができ、そのシガーソケットへ接続することで、お好きな電化製品を使用することが出来るアイテムです。
自動車のバッテリーは直流で動いているため、車用インバーターを使い直流を交流に直すことができるので、ギターアンプも使うことが出来るという仕組みになっています。
簡単に言えば車用インバーターを使うと、家庭にあるコンセントの役割をしてくれる!
車用インバーターの繋ぎ方
では、実際に車内インバーターをアンプへと繋いで使用できるのかどうか見ていきましょう。
こちらのシガーソケットへ車用インバーターのプラグを差し込みます。
電源を入れて、ランプが点灯したら使用可能です。
コンセント差し込み口にアンプを差し込み、アンプの電源を入れるとエレキギターが車内で弾けるようになります。
簡単に使用でき、好きな音量で弾けるので、音量で悩んでいる方、エレキの練習をしたい方にとてもおすすめです。
使用したインバーター
今回はこちらの車用インバーターを使用しました。
このインバーターはコンセント二口があり家電も使用でき、さらにUSBポートもあるため、携帯も充電も可能です。
消費電力
また、車用インバーターには色々なワット数があり、使いたい電化製品の消費電力に合わせて選ぶことをおすすめします。
合わせて家電などを使う際には、消費電力はどれくらいなのか?を計算して使用するようにしましょう。
車用インバーターを使う時の注意点
車用インバーターを使用する際に注意しておかなければならない点がありますので、使用の前に必ずご確認ください。
車用インバーターのヒューズ切れに注意
一般的な乗用車は12Vのバッテリーが搭載されています。しかし、トラックやバスに搭載されているバッテリーは12Vのバッテリーを直列に二つ繋いだ24Vとなります。
そして、シガーソケットから電力を取る場合に、バッテリーが24Vの車であるとシガーソケットも24Vとなります。
ここに12Vの車用インバーターを使用すると、車用インバーターのヒューズが切れて使用できなくなる場合があります。
なので、12V車には12V、24V車には24Vに対応した車用インバーターを使うよう推奨します。
12Vと24Vの兼用が出来るという車用インバーターもありますが、高価であったり、耐久性が安定しないなどの問題があるため、おすすめはしません。
周囲への音漏れ
ギターアンプを使って練習する際には、車内からの音漏れに注意しましょう。
ギターは高音域の楽器ですので、高音域の音抜けは良いですが、低音域はよく反響し、振動し、外への音漏れもあるため、低音域帯は絞って弾くようにしましょう。
インバーターの出力波形
車用インバーターから出力される波形は3つあります。
この3つのうち、一番いいのは、正弦波となります。家庭用コンセントの電圧は曲線は曲線を描き、それを正弦波(せいげんは)といいます。
しかし、車用インバーターの多くは正弦波を出力する物を購入しようとすると1万円~などと高価なものが多いのです。
その一方で修正正弦波、矩形波は、出力波形が正弦波と比べてカクカクとしています。さらに製品自体も安価なものが多いので、買い求めやすさは正弦波の製品に比べても半額以下の値段の物が多くあります。
修正正弦波や矩形波のデメリットとしては、ノイズが発生しやすいという特性があります。ギターを弾く上で、ノイズは大敵。しかし、練習用と考えるのであれば多少のノイズが乗る程度は、そこまで気にならないレベルではあります。
アンプはどんなものがいい?
今回使用したアンプはYamahaのGA15Ⅱというギターアンプ。
クリーンな音、ドライブの歪んだ音の両方を出せる万能タイプのアンプでありながら小型なため、持ち運びもしやすい、優秀なギターアンプ。
EQ(イコライザー)も分かりやすいつまみがあるので、直感的に操作が出来ます。
自由に楽しもう
今回は車用インバーターを使ってギターを弾く方法をご紹介しました。
カーインバーターを使用する際には、メリットやデメリットもあります。上記3つの要点を把握して、カーインバーターを選ぶようにしましょう。
普段、音量を出してギターの練習が出来ない方やエレキギターの良さをもっと知りたい方にとって、今回の記事が車内でのギター練習の参考になれば幸いです。
良いギターライフを!
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