エレキギターの練習はどんな場所でされていますか?
自宅で弾きたいけど、しっかり防音されていないから近所から苦情が来そう…でも、どうせならアンプに繋げて大きい音で弾きたい!と考えたときに思いつくのが…
自宅、カラオケ、音楽スタジオ、公園、車の中
などが思いつきます。
カラオケや、スタジオはお金かかるし…、公園は日中は人気もあるし…と考えた時に、車の中なら防音も出来るし、人の視線も気にならないし、まず無料ですよ!
アコギは車で弾けるのはわかるけど、エレキギターはアンプに繋がないとダメだから、弾けないよね…?
と思いの方。
結論としては車内でエレキギター弾けます。
今は、ポータブルアンプなど小型でありながら高性能なアンプや、電源がバッテリータイプの物もあるため充電しておけば車内に持ち込んですぐに演奏することが出来ます。
どんな活用方法があるのか、実際に見ていきましょう。
目次
エレキギターの電源はどうするか
車内でエレキギターを弾く際に、アンプに繋ぐ電源をどこから持ってきたいかにもよって環境が変わってきます。
電源の取り方を大きく3つに分けると…
ライブの練習や、セッションなどの目的がある場合にはポータブル電源機器などが推奨されますが、一人で練習するといった目的の方には小型のバッテリーアンプの方が良いでしょう。
ギターアンプをバッテリータイプで手軽に楽しむ
ギターアンプ持ち込み
エレキギターを車内で練習するにあたって、アンプもデカいものだと持ち運びも大変ですし、車内に置けない場合が一番困りますよね。
なので、やはりバッテリー駆動の小型アンプが望ましく、車内でギター練習をするには最適です。
そこで気になるのは、バッテリータイプのアンプにはどういったものがあるのか、また値段も安くて高品質なものはあるのかが気になります。
Positive Grid Spark MINIは、3万円台とそこそこ張りますが、品質としてはかなり良いアンプです。
バッテリータイプのアンプで、最大駆動時間は8時間。小型なのにサウンドはパワフルで、低音はもちろん、中高音域までくっきりと音が分かるように設計されています。
「Spark Amp」という携帯との専用アプリと連動すると、アンプやエフェクターのプリセット数50000以上になるなど、演奏の幅がもっと広がります。
BOSS KATANA-MINIは、一万円台で買うことができます。
バッテリー駆動、電池駆動の2WAY電源方式を採用、単三電池6本で7時間連続使用可能です。電池交換しなければいけないというランニングコストがかかるため、その点においては注意が必要です。
小型アンプは他にも安価な物もありますが、電池駆動のアンプを買って車内で練習するときに、毎回電池交換をしないといけないことを考えると、完全バッテリータイプの方が長い目で見て安く済みます。
他の車内ギターの活用方法
車内エレキの活用方法は小型アンプの他にもあります。いくつか紹介させていただきますね。
車用インバーターを使用した方法
インバーターを使用し、車から電源を直接取る方法です。
- Qインバーターってなに?
- A
インバーターとは車の電源がDC12Vの直流電気が流れているのをインバーターを使いAC100Vに変換することで、アンプの電源確保が出来るようになります。
車用インバーターはシガーソケットに挿して使います。これにより、大体のアンプは持ち込みで音を出すことが可能となります。
必要な物…ギター、アンプ、シールド、車用インバーター
※注意…インバーターを使う方法は、エンジンをかけた状態でないと、電源が確保できないためガソリン代がかかる、周囲に民家があるとアイドリング音が迷惑になる可能性があるなどのデメリットもあります。
ワイヤレスシステムを使用した方法
トランスミッター(送信機)を使用した方法です。
こちらの方法は、車でギターを弾いているとシールドが邪魔になったり、手狭な車内で動くとシールド抜け、ガリ音が出たなど不具合が生じることもあるため、そんなシールドを取っ払う方法です。
- Qギター用ワイヤレスシステムってなに?
- A
ギターとアンプをワイヤレスでつなぐ音響機器のことです。トランスミッターと呼ばれる送信機をギターに装着し、レシーバー(受信機)をアンプに取り付けて使用します。
一般的にギターとアンプを接続する場合は、シールドケーブルを使って、有線でつなぎます。ワイヤレスシステムを利用すると、ギター演奏中にケーブルを気にせず、自由に動けるのがメリットです。
必要な物…ギター、アンプ(バッテリータイプでも可)、トランスミッターレシーバー
動きが制限されやすい車内で、シールドを気にして演奏する必要がなくなるので、大変便利。
ポータブル電源機器を使用した方法
最近では、巣籠から徐々に開放され、キャンプを楽しむ人が増えてきています。それに伴いポータブル電源機器を使用したキャンプなど様々な用途で使えます。
もちろんポータブル電源機器は、アンプの電源だって取れます。
そして、ポータブル電源機器自体も何十万円もするわけではない為、興味がある方はぜひお試しを。
バンドメンバーとライブがある、セッションを楽しみたい、などの他の人と演奏をする機会があると活躍しそうですね。
車内の環境を整える
車内でギターを弾く環境はすでに整っていますでしょうか。車内で弾いていると、どうしても気になるのが人の視線。音漏れ。暑さ対策。などなど…
こちらの参考記事でもギターが弾きやすいような車内のカスタマイズ方法、車内ギターのおすすめアイテムなどもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
音漏れ
車内でエレキギターを弾く場合、どうしても気になるのは音漏れです。
車内は絶対に防音が出来るわけではなく、エレキでアンプを使い音を増幅させることにより、車内での反響音が外へ漏れることがあります。
ヘッドフォンを活用するのもアリ
完全な防音は無理ではありますが、どうしても外への音漏れが気になる方は、ギター自体に消音機器を取り付ける。
または、ヘッドフォンを付けて練習するのも一つの手ではあります。
筆者も使っているVOX(ボックス)のamplug2。ギターのジャックへと差し込み、ヘッドフォンを端子に差し込むと別世界へと誘ってくれます。
部屋でも活躍できるため、防音が気になる方におすすめです。
まとめ
車内でエレキギターを弾く方法を解説しました。
筆者のおすすめとしては、やはりバッテリータイプのアンプを車内に持ち込む方法がいいかと思います。気軽に演奏が出来て、持ち運びのしやすいタイプのアンプも現在は様々な種類があるため、自身の用途にあった選び方をしていきましょう。
エレキギターをお持ちの方で、車内でのギターを試したことがない方はこの記事が参考になれば幸いです。
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