ギターのコードチェンジが上手くいかない原因をよく知ってみましょう。原因を紐解くと、悩んでいたことを打破できるきっかけになるかもしれませんよ!
まずは、コードチェンジが上手くいかない原因を挙げてみますと…
当てはまる箇所はありましたか?
では、コードチェンジが上手くいく秘訣の結論を申すと…コツというか、からくりがあるのです。それは、右手を止めないこと。
左手のコードが上手く押さえれないのに、なぜ右手の話なのか…?
それは、この記事を見ているあなたは、ある程度コードダイアグラム(図みたいなやつ)を見ながら、コードの押さえ方は徐々に把握してきているはず。
ですので、あとは右手のリズム感を鍛えること。それと左手のコードを押さえる手の少しばかりの調整。これだけです。
突然ですが、試しにこのドラムバッキングに合わせて、「C、Am、F、G」を弾いてみましょう。
※ループするので、停止が必要です。
そもそも、コードをリズムよく変えることはとても高い技術を要することです。上手くコードチェンジが出来ない方もこの記事を読むと、コードチェンジが出来るようになるきっかけを掴めるかもしれません。
コードの押さえ方を指と頭で一致させる
コードチェンジが上手くいかないのは移動先のコードを瞬時に押さえられないのが一番の原因なのです。
なのでまずは、徐々にコードの押さえ方を把握してきている方も、自分のコードの押さえ方がきちんと合っているのかを確認してみましょう。
コードの押さえ方は、正直もう練習あるのみです。
ですが、押さえ方のコツはあります。こちらでコードの押さえ方を解説していますので、ぜひご確認ください。コードの形を指と頭で一致させるために繰り返し練習をしましょう。
隣の弦に指を触れないようにしよう
コードを押弦する際に、隣の弦に指が触っていないかも確認してみましょう。
隣の弦に触ってしまっていると、綺麗な音が出ません。コードを押さえる際には、指を立てて押さえるようにしてみましょう。
正確なコードの押弦をするために、おすすめの練習方法があります。あえてコードチェンジをしない方法です。
コードを正確、かつ迅速に押さえられるように、同じコードを繰り返し弾く方法です。
例えば…Cコードを弾いて、指を離してまたCコードを弾く練習をしてみましょう。
これを綺麗に音が鳴るまで繰り返し弾く練習です。単調に思えますが、コードを体で覚えるためにとても重要な練習でもありますね。
ぜひ、冒頭でも載せたドラムバッキングで練習をしてみましょう。
似ているコード
同じコードの押さえ方で安定して弾けるようになったら、似ている押さえ方のコードでも練習してみましょう。
例えば…Eコードを押さえたあと、指の形は一緒のまま、下の弦に移動してAmコードにコードチェンジする練習
…など、指使いが近しいコードは様々あります。スムーズな指の位置取りが出来るように練習してみましょう。
Fコードなどのセーハコードを押弦する際に、親指の位置も大事。
例えば、CコードからFコードに移る場合は、Cコードでミュートしている親指を瞬時にネックの真ん中へと持っていかなければなりません。
それからさらに各弦を正確に押さえるといった動作は、慣れる・覚える。までが大変ですので、まずは同じコードを繰り返し弾いて、押さえれるようになっておくことが大事なのです。
右手を止めない意識を持とう
コードばかりを意識しすぎて右手が止まってはいませんか?
右手はストロークを止めない意識を持つこと。これで随分変わります。大げさに言うと、左手の動きは絡まっても構いません。ですので、右手を止めない。手を振っている右手に意識を傾けてみましょう。
右手は止めない!とは言ってはいますが、それは「ゆっくりとしたテンポで弾くこと」が前提条件ですので、お気を付けください。
そして、この部分が実はギター演奏の基礎でもありトリック的な部分なので、詳しく見ていきましょう。
開放弦も絡めてOK
開放弦を絡めるとはどういうことなのか?を実際に演奏しながら説明します。
ストロークの例
よくあるストロークの「ジャーンジャンジャカ」ですね。
ジャーンジャンジャカというストローク4拍目にある最後のカのアップストロークの部分で指を離します。
そしてそのまま弦を弾く。開放弦が鳴りますよね。それでいいのです!
開放弦が鳴っている間に次のコードを押さえる。これがいわゆる「ノータイムコードチェンジ」のからくりだったのです。
気を付けてほしい点としては「右手は止めない意識を持つ」こと。
そして、正確なコードの押弦が出来るように繰り返し練習していくこと。これが、コードチェンジを上手くする上で大事な要素となります。
最後に今回のドラムバッキングを使用して「C、Am、F、G」のコードチェンジ練習をどのようにやっていくのか動画をご覧ください。
最初は、上手くはいきません。しかし継続して練習することがコードチェンジが上手くなる秘訣なので、ギターを持たない空いた時間には右手を空振りしたりして練習してみましょう。
まとめ
今回は、コードチェンジの仕方やコツなどを紹介しました。
この3つの練習を繰り返し行い、体に染み込ませていくとスムーズなコードチェンジが可能となりますので、適宜、息抜きも挟みながら練習していきましょう。
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