コード進行にてCコード→Fコード→Gコードと行く場合に、FコードからのGコードって結構躓きやすくないですか?
主に小指がなかなか言うこと聞いてくれなかったり、曲のテンポに間に合わなかったり…
なぜ、形はわかっているのに、間に合わないのでしょうか?
今回の記事では、そんなFコードからGコードへのコードチェンジ時に躓かず、スムーズにGコードを押さえられるようなコツをご紹介いたします。
目次
まずは基本のGコード
普段、ローコードでのGコードの押さえ方はどんな押さえ方をされていますか?
ローコードで押さえるとは、開放弦を絡めたコードの押さえ方のこと。開放弦を含めたGコードの押さえ方として…
こちらが思い浮かびますよね。どちらもGコードです。
教則的には中指、人差し指、子指で押さえますが、人によって色んな押さえ方があり、それも正解でGコードはこれじゃないとダメ!という正解はありません。
どちらもGコードではありますが、指使いや鳴る音が違います。
ぜひ、試して実際に聴いてみましょう。
FコードからGコードへ
そんなGコードではありますが、FコードからGコードへ移る時、手が追いついてこない…なんてことありませんか?
例えば、C→F→Gといった具合にコードが進行する時に一弦に乗せる小指が間に合わなかったり、小指を意識し過ぎて、わたわたしてGコード自体を押さえれなかったり…
なぜ押さえにくいのか
なぜ追いつかないのでしょうか?原因を挙げてみましょう。
- 空中でGコードの形が作れていない
- 弦を上から押さえていない
- 体が前かがみになっている
といった原因が挙げられます。形は押さえれるのに、コード進行となるとスムーズにいかない原因はここにあったのですね。
意外と猫背になって、指板を覗きこんではいませんか?
素早くコードチェンジするために、最小の動きを意識して指が寝てしまっていませんか?
押さえ方のコツみたいなものを、次で一つ一つ解説していくので、見ていきましょう。
押さえ方のコツ
ここからは、Gコードの押さえ方のコツについて解説していきます。
空中でしっかりと離して押さえる
Fコードを弾いた後に、Gコードへ移る際には、指をしっかりと離すことが大事です。
なので、Fを押さえたあと、しっかりと離して、空中でGのコードの形を作ります。
そのあと空中でしっかりとGコードの形を作って、上から押弦する。この意識はめちゃくちゃ大事です。
素早く移動するために最小の動きで移動しようとしてしっかり押さえれていない場合が多く、そこを改善していく意識を持ちましょう。
手を離すタイミング、指板との距離が分かって慣れていくと、ほとんどノータイムでコードチェンジが出来るようになるので、反復して練習していきましょう。
体は必ず起こして弾く
猫背になって指板を覗きながらだと、体勢自体つらいですし、かなりコードが押さえにくいですね。
そもそも、のぞき込んだ状態だと、手首が曲がります。
これではGコードに移動するときに小指が詰まってしまいます。
なので、コードを押さえる手は見えづらくはなりますが、姿勢を変えてみましょう。
きちんと押さえれないから見てるんだよ!という方も、一度、姿勢を変えて「指板を見ないで」を試してみましょう。
意外とスラっと弾けたなんてことになるかもしれませんよ。
他のGコードの押さえ方も知る
FからGコードへ移行する際には、Fコードの形のまま横に移動するとGコードが鳴ることはご存知でしょうか?
オープンコード(開放弦を含めたコード)ではありませんが、これもGコードとしては有名ですね。
FコードからGコードへ移る際には、こっちのGコードの方が扱いやすいですし、
などのメリットがあります。Fのフォームから手軽にGへ移ることが出来るので、多用している方もいらっしゃいます。
参考記事:ギターの練習には姿勢が大事!
人によって押さえ方が違うのが正解
この記事にて覚えておいてほしいことは
- 空中でGコードの形が作れていない
- 弦を上から押さえていない
- 体が前かがみになっている
こちらの3つです。特に姿勢を変えると弾きやすくなった、と実感できる場合もありますので、ぜひお試しください。
また、Gコードは人によって、使う場面によって、コードの押さえ方はその時々で違いますし、この押さえ方が正解なのだ!なんてことはありません。
開放弦を含めたローコードのGも響きや曲によって変えたりするほうがいい場合もあります。
FコードからGコードへチェンジすることなかなかスムーズにいかない方にとって、本記事がお役に立てれば幸いです。
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