みなさんは気に入った曲のコピーはどこから始めていますか?
楽譜を見つけて弾く…弾いてみた動画で停止しながら…などの方法が挙げられます。
しかし、すべてをコピーするのは面倒…なんか飽きてきた…または、完コピをしたことがない…なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方に、今回は完コピへの道やコツなどをステップ順に分けて解説いたします。
好きな曲をコピーはしたいけど、なかなか続かない…上達が足りてないからもっと上達できる曲で練習するしかないか…けど興味ない曲で練習してもなぁ…モチベ上がんないし…
なんて負のループから抜け出しましょう。
コピーを始める順序を分かっていると、読み込むスピードと、理解して弾けるようになるスピードが全く違います。
コピーをするとメリットもりもり!
- できることが増える!
- 曲のコード進行が分かるようになる!
- 曲中でギターの音を聞き分けられるようになる!
曲のコピーを始める上で大事なことの結論は…
まずは、その曲を聴き倒す!そして、曲を絞ることが大事となります。
それでは、どこから始めれば完コピが容易に出来るようになるのか?をこれから解説していきます。参考程度にご覧いただけると幸いです。
STEP1:曲を何度も聴く
当たり前のことっちゃあ当たり前のことなんですけども、コピーしたい曲を何度も繰り返し聞くことはとても大事です。
ただ、聴く。だけではなく、少し意識してほしいことがあります。聴く時の注意点というか、意識づけなるものだけでもお話をします。
曲のリズムをまずは知りましょう。跳ねているリズムであったり、スウィングなリズムで弾く場合…など曲のリズムにも色々と種類がありますので、コピーしたい曲のリズムを聴いて把握しましょう。
そして次にコード進行を度数で把握するこも大切です。
POPS王道進行の4536なのか、4651の小室進行なのか、または丸サ進行なのか…?
曲のコード進行は様々です。自分が弾きたい曲のコード進行はどんなものなのかを一度把握して、度数に当てはめてみましょう。
そして、なにより曲を聴いて知った。だけでは、弾くことが出来ません。
知っているのと出来るのでは全く違うので、百聞は一見に如かずでとりあえず曲のコピーに取り組んでみましょう。
STEP2:まずはルート音を繰り返し弾く
曲のコピーはどこからやっていけばいいか分からないと思いの方。とりあえず最初は、コード譜を見たり、タブ譜を見て真似してやっていきましょうと言いたいところですが…
私のおすすめとして、コードのルート音を探り、曲に合わせてルートを弾く練習をオススメいたします。
以前にフィンガースタイルギターを弾いている時にこの練習は私も良くやっていました。
ルート音だけ弾いて、流れというか、曲全体がどんな進み方をしているのかを把握して、頭にインプットする。
そこから、メロディの音を足していって、ニュアンスの調整…などを繰り返し行いながら、弾きたい曲を完成させていっていました。
ルート音を追いかけていって運指を知るということは、次はこの位置、次はこの位置…と指運びがとても容易になりますので、ぜひ一度試してみることをおすすめします。
- Qフィンガースタイルとは?
- A
フィンガーピッキングとは、左手でコードを押さえた状態で、指(または爪)を使って弦を弾いていくギターの手法のことを指します。
STEP3:楽譜を見つける
今では、YouTubeなどで動画を検索するとTAB譜が出てきたり、弾いてみた動画などが様々挙げられています。
自分にとって良い弾いてみた動画を見つけることが重要な要素となりますので、タブ譜などが流れる動画を探してみることをおすすめします。
あとは、無料でTAB譜を閲覧できるソングテラーや、Positive Grid Spark MINIというアンプでは曲を流すだけでコードの自動解析機能もしてくれるSparkアプリ(別途でアンプを使用する必要あり。)なども一つの活用方法です。
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Yamahaのプリント楽譜でコピーした曲を探すのもアリですよね。
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ヤマハ「ぷりんと楽譜」なら音楽のプロが作成をしているため、確かな楽譜が手に入りますよ。
STEP4:録音は大事
正確なリズムで弾けているのかリズムを確認する意味で録音は大事ですね。
皆様は、途方もなくズレたリズムの曲を聴きたいと思いますでしょうか。もしもあなたが知りたい曲のリズムが合ってない動画をみつけて見たとしてもすぐにブラウザバックしますよね。
リズムが気持ちよくハマっていると、人間はその曲をとても心地よく感じます。練習を行う際には、録音して自分のリズムがマッチしているのかどうかを意識してみましょう。
まとめ
今回は曲のコピーの仕方やコツを4つのSTEPに分けて解説しました。
練習あるのみ!!と意気込んだことを言いたいですが、気合いだけではなかなか解決しない問題もありますし、一曲だけ集中してやる!ってのはモチベが必ず下がりがちです。
同時進行が悪いわけではありませんが、コピーを絶対したい、ライブなどでの演奏が控えているなどの方にとっては絞ることは必須。
しかし、そうでない方は別に紆余曲折したっていいと思っています。
コピーが未完成なまま。であったって、その方の経験値が溜まっていることは間違いないのだから継続していくことが大切です。
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