エレキギターを始めたいけれど…

「他に何を揃えればいいの?」

「アンプって本当に必要なの?」
と悩んでいませんか?
この記事では、エレキギターに必要な最低限の道具と、それぞれの役割をわかりやすく解説。

特に「アンプの必要性」について、初心者がつまずきやすいポイントとともに紹介します。
- エレキギターと一緒に揃えるべき最低限の道具
- アンプは本当に必要なのか?生音で練習はNG?
- 初心者におすすめのアンプ3選
- 音作りのためのアンプ設定ガイド
おすすめのアンプや選び方、音作りの基本まで網羅しているので、これからエレキを始めたい方はぜひ最後までご覧ください!
エレキギターに最低限必要な3つのアイテムとは?

エレキギターを始めたいなら、最低限揃えておきたい道具が3つあります。
ピック
ピックは、弦を弾くために使う小さなプレート状のアイテム。
指弾きも可能ですが、エレキギターならピックを使った方がはるかに弾きやすく、はっきりした音が出せます。
ピックの種類 | 特徴 |
---|---|
おにぎり型 | 安定感抜群で初心者に最適。コード弾きにも向く |
ティアドロップ型 | 持ちやすく、ソロやカッティングにおすすめ |
ジャズ型 | 小型で反応が良く、細かいフレーズ向き |

まずは「おにぎり型(ミディアム厚)」を選ぶと間違いありません。
持ちやすく、弾きやすいので練習がスムーズに進みます。
シールド
シールドとは、ギターとアンプをつなぐケーブルのこと。これがなければ音はアンプから出ません。

安価すぎるものはノイズが入りやすく、断線しやすいため避けた方が無難。
ある程度信頼のあるメーカーのものを選びましょう。
アンプ
エレキギターはアンプを通してこそ「本来の音」が出ます。
生音でも練習はできますが、音のニュアンスや奏法の練習にはアンプが必要不可欠です。

最初から高価なアンプを選ばなくても大丈夫。
練習用としてコンパクトなモデルや電池駆動のものを選ぶと、使いやすさとコスパを両立できます。
アンプは本当に必要?生音練習の落とし穴


「アンプはあとで買えばいいかな…」
と、つい生音だけで練習してしまう人は多いですが、実はこれが上達の妨げになることもあります。
生音だけの練習でありがちな悪習慣
エレキギターはアンプを通さないと音が非常に小さく、コードやフレーズの鳴りがアンプを通した音と比べると、どうしても不明瞭に感じます。

その結果、強く弾こうと指や腕に力が入りすぎてしまい、次のような悪循環が起きがち…
アンプで練習することが上達の近道
アンプを通して練習することで、音の変化・タッチ・表現力をリアルに体感できます。
特にコードの響きや、ピッキングの強弱を聞き分ける能力が養うことができますよ。
また、自分の演奏を録音・再生することで、客観的にチェックできるのも大きなメリット。
住宅事情などで大きな音が出せない場合は、ヘッドフォンアンプや小型アンプでもOK。とにかく「音を出して弾く」ことが、最短で上達する秘訣です。
初心者におすすめのアンプ3選
アンプはギターの音を最大限に引き出すために不可欠な存在ですが、最初の1台は操作が簡単で、自宅でも扱いやすいものを選びましょう。
ここでは初心者に特におすすめの3モデルをご紹介します。
Yamaha GA15Ⅱ
Yamaha GA15Ⅱという小型アンプです。私自身もこちらよく使っており、クリーンとドライブチャンネルの二つを使い分けて使用することが出来ます。
AUXin機能がついており、専用ケーブルを必要としますが、スマホを接続して好きなミュージックをかけながらギターセッションをすることも可能です。
- はじめてアンプを使う人
- 自宅でも外でもしっかり練習したい人
- 操作がシンプルなモデルを探している人
VOX amPlug2
VOX(ボックス)amplug2 classicrockというヘッドフォンアンプになります。電池駆動であり、ヘッドフォンも必要になりますが、手軽さはピカイチ。
シンプルでありながらマルチエフェクターも内蔵されており、「ミッドブースト」をオンにすると、歪ませて遊ぶことも可能です。
- 音を出せない環境で練習したい人
- 手軽にエフェクトも楽しみたい人
- コスパ重視でスタートしたい人
Positive Grid Spark MINI
Positive Grid Spark MINI Blackというコンパクトアンプ。かなり小さいです。値段の割に音はそれなりかとおもいきや、かなりしっかりとした音が出ます。

低音域までもしっかりと強調されており、またバッテリー駆動にも対応しているため持ち運びもできて「音楽と旅をする」といったアンプ。
- スマートな環境で音作りを楽しみたい人
- 旅行先や車内でも演奏したい人
- アンプとしてもBluetoothスピーカーとしても使いたい人
アンプの基本設定|最初の音作りガイド

初めてアンプを触ると「つまみが多すぎてよく分からない…」と感じがち。でも、基本を押さえれば誰でも簡単に自分好みの音が作れます。
YamahaのGA15Ⅱを使いながら解説していきます。
CLEAN(クリーン)とDRIVE(ドライブ)の違いは?

クリーンチャンネルのつまみを回している場合にはクリーン(綺麗な・静かな)音が出ます。対して、ドライブチャンネルでは、歪みが加わるロックなモード。

このエレキの醍醐味ともいえるモードを体験したくて初めて筆者が買った商品でもあります。笑
CLEANモードとは…歪みのないクリアな音。弾いた音がそのまま素直に出るので、練習に最適。
DRIVEモードとは…音に“歪み”が加わるモード。ロックやメタルなどでよく使われるパワフルな音が出せる。
EQUALIZATION(EQ)で音を調整しよう

EQとは、「音の高さ・バランス」を調整する機能。以下の3つのつまみを使って、自分好みの音に仕上げましょう。
- TREBLE(トレブル):高音域を調整。シャキッとした明るい音にしたいときは上げる。
- MIDDLE(ミドル):中音域を調整。音に厚みや存在感を持たせたいときに調整。
- BASS(ベース):低音域を調整。重みや深みを出したいときに上げる。

いろんなつまみがあるから複雑かと思ったけど、意外とシンプル!
エレキをアンプで楽しむために
エレキギターはアンプに通してこそ本領発揮。でも、自宅やアパートだと音が出せずに悩んでしまう人も多いはず。そんなときは、練習場所を工夫すれば解決できます。
騒音が気になる方は「車内練習」もおすすめ
車をお持ちであれば、駐車中の車内は“簡易防音室”として活用できます。

「周囲に気を使わずに音を出したい」「本格的な音で練習したい」という方には特におすすめの方法です。
ヘッドフォンアンプやミニアンプで近隣配慮も
- ヘッドフォンアンプ(例:VOX amPlug2)は、ギターに直接挿してヘッドフォンで音を聴けるコンパクトアイテム。深夜でも安心。
- ミニアンプ(例:Spark MINI)は、音量を抑えてもクオリティが高く、Bluetooth対応でスマホ連携も可能。
これらのアイテムなら、近隣に配慮しつつエレキの音作りや演奏を楽しめます。

「音を出せないから…」と諦めずに、環境に合った方法を選べばアンプ練習も十分可能。
エレキギターの楽しさをもっと広げる第一歩になりますよ。
まとめ
エレキギターは、アンプを通してこそ真価を発揮します。生音では感じきれない音圧・表現力・ニュアンスこそが、エレキならではの魅力です。
- ピック
- シールド
- アンプ
の3点は、練習環境を整えるうえでの必需品です。音作りの第一歩として、手元に揃えることから始めましょう。
騒音が気になるならヘッドフォンアンプ、スペースが限られているならミニアンプ、外で気軽に弾きたいならBluetooth対応アンプなど、自分に合ったスタイルを見つけてみてください。
「アンプはあとでいいや」と後回しにせず、最初から音を出す環境を整えることが、演奏の楽しさを倍増させ、長く続けるモチベーションにもつながります。
あなたのエレキライフ、今日から本格スタートです!
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