ペンタントニックスケールを使って、ブルースアドリブをもっとそれっぽい感じにしたいと思いの方。または、これからブルースに挑戦してみたい方。
初めての方でも挑戦しやすい「Amブルース」のバッキングトラックでアドリブ練習をしてみましょう!
今回の記事では、アドリブはできるけど、スケールをなぞっている感や、もう一味欲しい、と思いの方に少しのアレンジをするだけで、劇的にアドリブにストーリー性をもたらすことが出来ます。
ぜひ一度お試しください。
※今回のAmブルースのギターアドリブ例
Amブルースでアドリブする際に
まずは、Amブルースのバッキングコード表がこちら。ブルースは基本的に12小節で構成されています。コードの種類自体は少ないですし、覚えやすいコードばかりですね。
keyはAmになりますので、スケール表も載せておきます。
バッキングの例として…
【E7】でもっとイイ雰囲気にする方法
次にアドリブをする上で、ペンタだけで弾いても勿論構いませんが、ここぞの時に弾いて思わず「おっ!」となるようなアドリブ例をご紹介します。
それは、3つ目の小節に「E7」というコードがあります。そこでイイ感じの雰囲気のフレーズを仕掛けます。
まず先にE7の音の構成音から見てみましょう。
E7のコードトーン
E7というコードの構成音は以下の通り。
【E G# B D】
この四つの音でE7が構成されています。
指板で表すとこんな感じ。
実際に弾いてみよう
では、E7のコードが鳴っている時にどのようなアプローチをかけると良いのかと言うと…
2弦9フレットにある「G#」の音を攻めてみましょう。
上の表で音の場所を確認して一度バッキングトラックに合わせて弾いてみましょう。
弾きやすいポジションとしては、2弦9フレットにあるG#の音が、ソロを取る際に何かと便利ですね。運指もとてもやりやすいポジションとなります。
特徴的な音を狙う
実際にバッキング上で先ほどのG#を狙った音を弾いてみると、少しそれっぽい感じになるというか、普段とはまた違った音が鳴り、少しレベルアップした感じがしませんか?
その感覚は大事です!
なので、鳴っているコードの特徴的な音を使用することで、よりソロっぽい、メロディっぽい、イイ雰囲気なアドリブを行うことが出来ますので、ぜひお試しください。
まとめ
今回は、Amブルースバッキング上でのアドリブの取り方の解説をしました。
大事なことですが、コードの構成音を知ることはもちろん、運指なども知っておくと、さらに味のあるアドリブが出来そうですね。
その為にはスケールやコードトーンを知っていかなければならないのですが…ギターヒーローへの道は千里の道も一歩からとして徐々に学んで参りましょう。
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