2025年の優里さんアジアツアーは、最速先行の受付後、SNSでも「名義人が行けなくなったらどうする?」「指定席は誰でも入れる?」という声が多数あがっています。
今回のツアーは“指定席はIDチェック基本なし”と明記されている一方、“譲渡禁止”もはっきり書かれているため、解釈に迷う人が多い状況です。
結論からいうと、指定席は同行者がファンクラブ会員でなくても入場できますが、名義人本人が来場せずに第三者へ譲渡することは規約上NGとなります。
指定席のルール:ファンクラブ未加入でも入れる?
優里さんのアジアツアーでは、座席種別ごとに以下のように運用されています。
したがって、指定席の同行者はファンクラブに入っている必要はありません。ファミリー・友人間で行く人が変わること自体は問題ありません。
問題は“譲渡”:名義人が行かない場合どうなる?
もっとも多い相談がここです。公式には次のように明記されています。
家族間譲渡も含め、公式トレード以外の第三者への譲渡を一切禁止します。
チケット転売サイト・SNSでの出品・購入は無効処理の対象です。
つまり、
- 名義人が行かない
- 友達夫婦に2枚まとめて譲りたい
これは規約上NGです。
では、入れてしまう可能性は?
規約上アウト、運用上はグレー…という非常に微妙なラインです。
実際のリスクと避けるべき行動
● NG行為
- 名義人不在のままチケットを渡す
- SNS上で譲渡募集・求む投稿
- 金銭のやり取りを伴う譲渡(転売扱い)
● 入場拒否の可能性があるケース
- 会場スタッフに「本人ですか?」と確認される
- 転売システムを通ったチケットと判断された場合
- 複数枚の名義が不自然に扱われている場合
安全に対応する方法
- 公式トレードの有無を確認(今後開設される可能性あり)
- 名義人本人が参加できる調整が可能なら、そのほうが安全
- どうしても譲るしかない場合は、規約違反になる点を理解した上で慎重に判断
規約上の禁止事項を超える行動は、最悪の場合“出禁”につながるリスクもあるため推奨されません。
本人確認が行われるケースと実例
指定席は「IDチェック基本なし」とされていますが、過去のライブでは以下のようなケースで急遽本人確認が行われた例があります。
● 公式が“転売対策強化”を発表した場合
直前に公式SNSで「転売が多発しているため本人確認を行う」と告知され、会場で身分証チェックが行われた例があります。
● 会場周辺で不自然なチケットやり取りが多い場合
複数のアーティスト公演で、会場周辺でチケットの受け渡しが目立っていたため、入口でランダム本人確認が実施された事例があります。
● プレイガイドが不正購入を検知した場合
電子チケットが“利用停止”状態になり、当日入場できなかったという報告も過去に見られます。
優里さんツアーでも、同様のケースが起きる可能性はゼロではありません。
公式トレードが開く可能性と時期予測
現時点では「チケットトレードの開設有無」は未発表ですが、アーティストの規模から考えると導入される可能性は十分あります。
● 過去の国内ツアーでは?
国内アーティストの公演では、以下のような傾向があります。
- 公演1〜2か月前にチケトレが開設されることが多い
- 特定の座席カテゴリのみ対象になる場合がある
● アジアツアーの場合の特徴
- 海外公演は名義一致の厳格化が進んでいる
- そのため「正規トレードのみ許可」という方式が採用されやすい
最速先行が終了した今、一般販売前後に公式トレードの案内が出る可能性が高いと予測されます。
譲渡トラブルの実例と回避方法
ネット上では、以下のようなトラブル報告が複数のアーティスト公演で確認されています。
● トラブル例①:電子チケットが無効化される
SNS・フリマアプリで譲渡されたチケットが、入場時に“エラー表示”となり入場できなかったケースがあります。
● トラブル例②:名義確認で同行者が弾かれる
名義人と同行者の入場タイミングがずれたことで、入口で「本人確認のためお待ちください」と止められる事例があります。
● トラブル例③:転売扱いでアカウント停止
プレイガイド側が不正売買と判断し、購入アカウントが停止されたという報告もあります。
まとめ
『優里 ASIA TOUR 2025』の指定席は、同行者がFC未加入でも利用できるため柔軟性のある座席です。
しかし、名義人不在での譲渡は公式が禁止しているため、規約的にはアウトになります。
実務的にはIDチェックがないため入れてしまうケースも多いですが、リスクを避けたい場合は公式トレードや公式の追加案内を待つのが最も安全です。

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