2025年8月、SUPER EIGHTの横山裕さんがソロツアー青森公演で披露した「オニギシ」が大きな話題となりました。
母への想いを込めたこの曲は、青森の会場で涙ながらに歌われ、観客に深い感動を残しました。
そして一週間後、『24時間テレビ48』のフィナーレでSUPER EIGHTが同曲を披露した際、その青森公演の映像が全国放送に差し込まれたのです。
なぜこの映像が選ばれ、ファンはどのような思いを抱いたのか。本記事では、その背景と意味を考察していきます。
横山裕「オニギシ」青森公演の特別な歌唱

2025年8月23日、横山裕さんはソロツアー『ROCK TO YOU』青森公演(リンクステーションホール青森)で「オニギシ」を披露しました。
8月23日:リンクステーションホール青森公演の詳細
セットリスト(青森公演より)
- ロックスター
- HERO
- 存在意義
- Kicyu
- cHocoレート
- ど真ん中
- 黄金期
- ポインセチア
- 繋がる
- 神様のバカヤロー(Aぇ! カバー)
- プライド
- オニギシ
アンコール
13. ロックスター
14. 存在意義
声がかすれて高音が出にくいと自ら語りながらも、ファンと一体となり最後まで歌い切る姿に会場は大きな感動に包まれました。
MCでは「これが俺です」と涙ながらに語り、会場全体が温かい拍手で応えたといいます。
この日のステージでは、幼少期の写真に加えて15年前のソロツアーで「オニギシ」を歌っていた過去映像がスクリーンに映し出され、楽曲に込めた思いと時間の厚みが強調されました。
観客の間からは「一生忘れられない青森になった」という声が多く寄せられています。
なぜ『24時間テレビ48』で青森公演映像が使われたのか
8月30日〜31日の『24時間テレビ48』では、SUPER EIGHTが国技館から「オニギシ」を披露。
横山さんがチャリティーマラソンを走り切ったゴール直前に歌われ、演出の一部として青森公演の映像も差し込まれたとファンが証言しています。
制作サイドが、横山さんが母への想いを込めて涙ながらに歌った“真実の感動”を全国に伝えたいと考えた可能性が高いと見られます。
ファンが「複雑」と感じた理由
青森公演での「オニギシ」は、現地で体感した人だけが共有できる特別な記憶でした。
その感動が全国放送に使われたことで、嬉しさと同時に「自分たちだけの瞬間が広く共有された」という複雑な気持ちを抱くファンも少なくありませんでした。
SNSには「青森で見られて幸せだった」「放送で見られて嬉しいけど、ちょっと複雑」といった声が並びました。
「オニギシ」という楽曲の背景
「オニギシ」は横山裕さん、渋谷すばるさん、安田章大さんによるユニット“三兄弟”の楽曲で、横山さんが母との思い出を綴った歌詞を手掛けました。
2006年のアルバム『KJ1 F・T・O』特典ディスクに収録され、2025年の横山さんソロアルバム『ROCK TO YOU』にも収録されています。
母への感謝と絆を描いた楽曲であり、2010年5月16日、ソロ公演直前に母を亡くした悲しみの中で歌えなかった経験とも深く結びついています。
今回の青森公演は、その“原点の地”で再び歌い切ったという強い意味を持っていました。
今後どうなるのか――「オニギシ」が繋ぐ未来
今回の放送で、「オニギシ」は再び全国の注目を浴びました。
SUPER EIGHTの代表曲として定期的に歌われるのか、あるいは横山さんのソロ公演で大切に歌い継がれるのか、ファンの関心は高まっています。
また、母や家族をテーマにしたこの曲が、グループの絆や横山さん自身のこれからの活動を象徴する楽曲となる可能性もあります。
まとめ
青森公演の「オニギシ」は、横山裕さんにとって過去と現在を繋ぐ特別な瞬間でした。
母への想い、15年前に歌えなかった経験、そして今回涙ながらに歌い切った姿は、ファンにとってかけがえのない体験となりました。
その映像が『24時間テレビ48』で全国に届けられたことで、感動がより広く共有される一方、現地で体感したファンには“嬉しさと複雑さ”の両面が残りました。
今後「オニギシ」がSUPER EIGHTや横山裕さんの活動にどのように息づいていくのか、引き続き注目が集まります。
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