2026年6月13日と14日、川崎市のUvanceとどろきスタジアム by FujitsuでSHISHAMOがラストライブを開催し、活動を終了することが発表されました。
宮崎朝子さん、吉川美冴貴さん、松岡彩さんの3人は、これまでの歩みを振り返りながらも、前向きに「SHISHAMOとしての完結」を選びました。
最後の舞台を地元・川崎に定め、ファンと共に集大成を迎えることになります。
- 活動終了は突然ではなく、2024年から議論を重ねて決定されたもの。
- 「SHISHAMOらしさ」を守り抜いた上での“完結”という前向きな選択。
- メンバーそれぞれの表現活動や音楽的キャリアは今後も続く可能性が高い。
- 音楽ファンの間では「チャットモンチーの時を思い出す」という声もあり、バンドシーンに与える衝撃は大きい。
なぜ活動終了を選んだのか
決断の背景
2024年初夏、松岡彩さんから「これからの自分とSHISHAMO」についての話が持ちかけられ、3人で長時間にわたり議論が行われました。
その中で、「SHISHAMOの完結に向かって歩いていこう」という合意に達したとされています。
「解散」ではなく「完結」
SHISHAMOにとって活動は人生そのものに近く、全力を尽くすためにはどこかで区切りが必要だと判断。
ネガティブな終わり方ではなく、最後までライブと音楽のクオリティを保ったまま幕を閉じる“完結”という表現が選ばれました。
SNSでも
- 「まさにこれからという時に勿体ない」
- 「チャットモンチーの時を思い出す」
といった声が相次ぎ、ファンにとってはショックが大きい様子です。
加えて、Homecomingsのメンバー脱退発表も近い時期に重なり、立て続けのニュースとして音楽シーンに寂しさを残しています。
チャットモンチーとの比較

チャットモンチーの“完結”
SHISHAMOとの共通点と違い
この比較からも、“勿体ない”と惜しまれながらも最後は前向きに送り出す、という日本のガールズバンド文化に共通する空気感が読み取れます。
ファンが寄せる感謝とエピソード
SNSには多くのファンが思い出と感謝を投稿しています。
こうした声からも、SHISHAMOが人々の生活や青春に寄り添ってきた存在であることが伝わってきます。
最後の地に川崎を選んだ意味
SHISHAMOは川崎市で結成され、川崎フロンターレとのコラボや地元イベントでも度々登場しました。
川崎市民からの支持と結びつきは非常に強く、「等々力スタジアムでラストを迎える」という選択は、原点回帰であり地元への最大の恩返しともいえます。
マカロニえんぴつなどの動向は?
現時点でマカロニえんぴつからの公式コメントは確認されていません。
ただし、フェスやイベントでの共演も多く、同世代バンドとして深い交流があったことから、今後SNSやインタビューで言及される可能性は高いでしょう。
音楽シーン全体からの声も、これから続々と寄せられるはずです。
サブスク配信の今後はどうなる?
ファンにとっては、これからも日常的にSHISHAMOの音楽を聴ける安心感が残されそうです。
メンバーが語ってきた将来と夢
宮崎朝子さんの発言
吉川美冴貴さん・松岡彩さん
こうした発言からも、SHISHAMOは“夢の実現”よりも“今やりたいことに全力で向き合う”ことを信条としてきたバンドだといえる。
アーティスト以外での関わり
音楽活動にとどまらず、地域・教育・広告と幅広い分野で存在感を示してきたことも、SHISHAMOの特徴といえます。
サポートメンバーとしての関わりは?
SHISHAMOの3人は、基本的に専属的にSHISHAMO一本で活動してきました。
- 吉川美冴貴さん(Dr)は他バンドのサポート参加の記録はなく、逆にSHISHAMOの公演で休養時にサポートドラマーを迎えた事例がある程度。
- 松岡彩さん(Ba)も他アーティストのサポート参加は確認されていません。
- 宮崎朝子さん(Vo/Gt)はソロ活動や楽曲提供はあるものの、“サポートメンバー”として誰かのバンドに参加したことはない。
つまり、彼女たちは「サポートで広く活動する」よりも「SHISHAMOという看板を守る」スタイルを徹底してきたバンドだといえます。
メンバーの今後の活動予想
宮崎朝子さん
作詞作曲を手掛けてきた中心人物。今後はソロ活動や楽曲提供、プロデュース業など幅広い活動が見込まれます。
吉川美冴貴さん
リズム隊を支えてきたドラマー。サポート活動や他アーティストとのコラボレーションが期待されます。
松岡彩さん
ベーシストとしてだけでなく、表現者としての発信力も強い存在。ソロや別ジャンルでの新しい挑戦の可能性も。
まとめ
SHISHAMOは“解散”ではなく“完結”として幕を閉じる。
その姿勢は、彼女たちの音楽をポジティブに残す選択です。ファンから寄せられた数々のエピソードは、SHISHAMOがいかに人々の人生に寄り添ってきたかを証明しています。
また、チャットモンチーやマカロニえんぴつなど他バンドとの比較や反応も、今後注目されるでしょう。
音楽シーンでは他バンドの脱退や活動終了も重なり、寂しさが募る時期ですが、その中でもSHISHAMOの“完結”は大切な節目となります。
ラストライブはその集大成であり、ファンにとっては彼女たちの歩みを見届ける最重要の日となるでしょう。
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