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SHISHAMO 活動終了の理由は?今後の活動と完結の真相を解説

アーティスト・バンド情報
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2026年6月13日と14日、川崎市のUvanceとどろきスタジアム by FujitsuでSHISHAMOがラストライブを開催し、活動を終了することが発表されました。

宮崎朝子さん、吉川美冴貴さん、松岡彩さんの3人は、これまでの歩みを振り返りながらも、前向きに「SHISHAMOとしての完結」を選びました。

最後の舞台を地元・川崎に定め、ファンと共に集大成を迎えることになります。

記事のポイント
  • 活動終了は突然ではなく、2024年から議論を重ねて決定されたもの。
  • 「SHISHAMOらしさ」を守り抜いた上での“完結”という前向きな選択。
  • メンバーそれぞれの表現活動や音楽的キャリアは今後も続く可能性が高い。
  • 音楽ファンの間では「チャットモンチーの時を思い出す」という声もあり、バンドシーンに与える衝撃は大きい。

なぜ活動終了を選んだのか

A logo featuring the text "SHISHAMO" in stylized font. The design includes the band\'s name prominently displayed.
画像元:https://x.com/SHISHAMO_BAND/status/1971892592792293569

決断の背景

2024年初夏、松岡彩さんから「これからの自分とSHISHAMO」についての話が持ちかけられ、3人で長時間にわたり議論が行われました。

その中で、「SHISHAMOの完結に向かって歩いていこうという合意に達したとされています。

「解散」ではなく「完結」

SHISHAMOにとって活動は人生そのものに近く、全力を尽くすためにはどこかで区切りが必要だと判断。

ネガティブな終わり方ではなく、最後までライブと音楽のクオリティを保ったまま幕を閉じる“完結”という表現が選ばれました。

SNSでも

  • 「まさにこれからという時に勿体ない」
  • 「チャットモンチーの時を思い出す」

といった声が相次ぎ、ファンにとってはショックが大きい様子です。

加えて、Homecomingsのメンバー脱退発表も近い時期に重なり、立て続けのニュースとして音楽シーンに寂しさを残しています。

チャットモンチーとの比較

画像元:https://x.com/chat_staff/status/1076044370736963584

チャットモンチーの“完結”

  • 2017年11月に「完結」宣言。2018年の武道館2DAYSと地元・徳島でのイベントをもって活動を終了。
  • 理由は「これ以上はチャットモンチーらしさを維持できない」との判断で、前向きな区切りだった。
  • 最終公演は「お祭り」のような雰囲気で、ファンと共に祝祭的に幕を閉じた。

SHISHAMOとの共通点と違い

  • 共通点:どちらも「解散」ではなく「完結」を選び、バンドらしさを守るための区切りだった。
  • 違い:チャットモンチーは結成15年での節目、SHISHAMOは10年以上の活動を経て完結。最後の地も、チャットモンチーは地元・徳島、SHISHAMOは地元・川崎と、それぞれのルーツに立ち返った選択。

この比較からも、“勿体ない”と惜しまれながらも最後は前向きに送り出す、という日本のガールズバンド文化に共通する空気感が読み取れます。

ファンが寄せる感謝とエピソード

SNSには多くのファンが思い出と感謝を投稿しています。

  • 「拘置所で流れていたラジオで『明日も』を聴き、歌詞をメモして希望をもらった」
  • 「合唱コンクールで『君の隣にいたいから』を歌った。クラス全員の宝物になった」
  • 「初デートはSHISHAMOのライブ。青春そのものだった」
  • 「紅白で『明日も』を聴いた時の衝撃は忘れない」
  • 「片思い、両思い、失恋、結婚式…人生の節目にいつもSHISHAMOがいた」

こうした声からも、SHISHAMOが人々の生活や青春に寄り添ってきた存在であることが伝わってきます。

最後の地に川崎を選んだ意味

SHISHAMOは川崎市で結成され、川崎フロンターレとのコラボや地元イベントでも度々登場しました。

川崎市民からの支持と結びつきは非常に強く、「等々力スタジアムでラストを迎える」という選択は、原点回帰であり地元への最大の恩返しともいえます。

マカロニえんぴつなどの動向は?

Four individuals standing side by side in a room with a gold and silver glitter backdrop. From left to right, they are wearing a black jacket with "REM" text, a pink shirt with a blue design, a black "Oasis" t-shirt, and a gray shirt over a white top. The text "with MUSIC" and decorative elements are at the top, and "マカロニえんぴつ" (Macaroni Empitsu) is at the bottom.
画像元:https://x.com/ntv_withmusic/status/1971907682107015234

現時点でマカロニえんぴつからの公式コメントは確認されていません。

ただし、フェスやイベントでの共演も多く、同世代バンドとして深い交流があったことから、今後SNSやインタビューで言及される可能性は高いでしょう。

音楽シーン全体からの声も、これから続々と寄せられるはずです。

サブスク配信の今後はどうなる?

  • 現時点で「活動終了後に配信停止」との公式発表はなし。
  • 過去の事例(チャットモンチー、ねごと等)では、活動終了後もApple MusicやSpotifyで配信が継続された。
  • 配信停止の可能性は低く、むしろ“完結記念”としてベストプレイリストや特設ページが組まれることが予想される。
  • ベスト盤やラストライブ映像作品発売と連動して、サブスク内での強化配信も期待される。

ファンにとっては、これからも日常的にSHISHAMOの音楽を聴ける安心感が残されそうです。

メンバーが語ってきた将来と夢

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画像元:https://x.com/frontale_staff/status/1971892921843831137

宮崎朝子さんの発言

  • 「特定の夢を掲げるよりも、自然体でやりたいことを続けたい」と語ってきた。
  • “匂いや空気感”など感覚的なものを曲に込めたいと話したこともある。
  • 「私のままで」などの楽曲では、“好きなものを大切にしながら恋愛してほしい”という価値観を提示。
  • 「3人でできることを極めたい」という姿勢を示し、編成の制約を強みにした創作意欲を大切にしてきた。

吉川美冴貴さん・松岡彩さん

  • 公のインタビューでは将来像を語ることは少ないが、制作過程でサウンドの方向性に積極的に関与。
  • 3ピースとしての“最小限を最大限にする表現”を追求してきたことが分かる。

こうした発言からも、SHISHAMOは“夢の実現”よりも“今やりたいことに全力で向き合う”ことを信条としてきたバンドだといえる。

アーティスト以外での関わり

  • 川崎フロンターレとの協力:始球式やハーフタイムショー、FRO CAFEとのコラボ、ファン感謝デー出演など。
  • 行政や地域活動:川崎市の広報イベントや市制記念式典への参加。
  • 教育分野との接点:NHK「みんなのうた」での楽曲提供、学校行事や合唱曲としての採用。
  • 広告・コラボ:企業CMへの楽曲提供(ドコモCM「明日も」など)、ファッション誌やブランドとのタイアップ。

音楽活動にとどまらず、地域・教育・広告と幅広い分野で存在感を示してきたことも、SHISHAMOの特徴といえます。

サポートメンバーとしての関わりは?

SHISHAMOの3人は、基本的に専属的にSHISHAMO一本で活動してきました。

  • 吉川美冴貴さん(Dr)は他バンドのサポート参加の記録はなく、逆にSHISHAMOの公演で休養時にサポートドラマーを迎えた事例がある程度。
  • 松岡彩さん(Ba)も他アーティストのサポート参加は確認されていません。
  • 宮崎朝子さん(Vo/Gt)はソロ活動や楽曲提供はあるものの、“サポートメンバー”として誰かのバンドに参加したことはない。

つまり、彼女たちは「サポートで広く活動する」よりも「SHISHAMOという看板を守る」スタイルを徹底してきたバンドだといえます。

メンバーの今後の活動予想

宮崎朝子さん

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作詞作曲を手掛けてきた中心人物。今後はソロ活動や楽曲提供、プロデュース業など幅広い活動が見込まれます。

吉川美冴貴さん

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リズム隊を支えてきたドラマー。サポート活動や他アーティストとのコラボレーションが期待されます。

松岡彩さん

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ベーシストとしてだけでなく、表現者としての発信力も強い存在。ソロや別ジャンルでの新しい挑戦の可能性も。

まとめ

SHISHAMOは“解散”ではなく“完結”として幕を閉じる。

その姿勢は、彼女たちの音楽をポジティブに残す選択です。ファンから寄せられた数々のエピソードは、SHISHAMOがいかに人々の人生に寄り添ってきたかを証明しています。

また、チャットモンチーやマカロニえんぴつなど他バンドとの比較や反応も、今後注目されるでしょう。

音楽シーンでは他バンドの脱退や活動終了も重なり、寂しさが募る時期ですが、その中でもSHISHAMOの“完結”は大切な節目となります。

ラストライブはその集大成であり、ファンにとっては彼女たちの歩みを見届ける最重要の日となるでしょう。

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