2025年7月25日、ロックバンド「感覚ピエロ」が公式X(旧Twitter)および公式サイトで、10月のツアーをもって解散することを発表しました。
2013年の結成から約12年。多くのファンに愛されたバンドの突然の発表に、SNS上では驚きと悲しみの声が相次いでいます。
本記事では、解散の理由やメンバーコメントの全文、そしてラストツアーの詳細についてわかりやすくまとめました。
感覚ピエロ、解散を発表

発表は2025年7月25日21:00
感覚ピエロは、2025年10月に行う4公演のワンマンツアー「“MY NAME IS” LAST LIVE TOUR」をもって解散すると発表しました。以下が公式ポストの要約です。
【大切なお知らせ】この度、感覚ピエロは2025年10月のワンマンツアー(全4公演)をもって解散する運びとなりました。突然のご報告となりますが、最後のステージまでどうか見届けていただけたら幸いです。
バンドとしての活動を終えるこの選択に、ファンからは「信じられない」「まだ受け入れられない」といった反応が広がっています。
解散理由は?公式の見解と背景
メンバーの理念と限界の自覚
秋月琢登さん(Gt)は、自身のキャパシティに限界を感じたこと、そしてバンドとしてこれ以上進むには無理があると判断したことを明かしています。
「今のままではダメだと痛感した」と語り、「続けるために選択した一手」であるとも述べています。
感覚ピエロは「誰か一人が辞めるのであれば、バンドは解散する」という理念を掲げており、今回の選択もその信念に基づいたものとされています。
また、秋月さんは「ギタリストとしてではなく、裏方として支える立場にまわりたい」という意向を持っており、そのためには感覚ピエロとしての活動を終える必要があるという判断に至りました。
コロナ禍と活動再構築の影響
2021年から2023年にかけて、秋月さんはライブ活動を休止し、バンドはサポートギタリストを迎えて活動していました。
この経験を経て、「誰か一人が欠けると感覚ピエロではない」という認識がより強固になったといいます。
その後、2023年に秋月さんが正式復帰し4人体制に戻りましたが、その再構築プロセスの中で、バンドの在り方について深く見つめ直す時間を持ったことが、今回の決断につながったと考えられます。
メンバーコメント全文(公式サイトより)
横山直弘(Vo/Gt)
解散という選択をしましたが、それはネガティブなものではありません。12年走ってきて、今がそのタイミングだと感じました。感覚ピエロを愛してくれてありがとう。
秋月琢登(Gt)
解散は僕にとって前向きな決断です。人生の大きな節目として、このバンドを誇りに思っています。
滝口大樹(Ba)
本当に感謝しかありません。最後の4本、全力で音を鳴らします。
西尾健太(Dr)
解散を悲しませたくない。笑ってまた会えるような音楽人生を、これからも目指していきます。
SNSでの声:ファンの反応まとめ
感覚ピエロの解散発表直後、SNS上では驚きと悲しみ、そして感謝の声が瞬く間に拡散されました。
突然の発表に戸惑う声
「なんで今なんだよ…一番良い時だっただろ…」
「解散理由、何も言わないのが逆につらい。何かあったのか…?」
多くのファンは、活動が好調に見えたタイミングでの解散に強い衝撃を受けています。
ラストライブに懸ける熱い思い
「10月のラストライブ、チケット戦争不可避だろ…絶対行く」
「感覚ピエロに出会って音楽を好きになったから、最後まで見届けたい」
ラストツアーへの参加を決意する声や、感謝のメッセージが多数寄せられています。
解散理由の不透明さへの憶測も
「メンバー不仲だけは信じたくない」
「方向性の違いなのか、それとも大人の事情…?」
明確な理由が提示されなかったことで、さまざまな憶測も飛び交っています。
“MY NAME IS” LAST LIVE TOURの日程
日時 | 会場 | 場所 |
---|---|---|
2025年10月1日(水) | 北堀江club vijon | 大阪 |
2025年10月2日(木) | 北堀江club vijon | 大阪 |
2025年10月9日(木) | 渋谷Milkyway | 東京 |
2025年10月10日(金) | 渋谷Milkyway | 東京 |
チケット情報
まとめ
感覚ピエロの解散は、突然ではありましたが、決して悲しいだけのものではありません。
それぞれが前向きに歩み出すための“最後のステージ”に向けて、バンドもファンも一丸となる日々が続いていくでしょう。
最後のツアー、そしてラストシングルに込められた想いを、ぜひその目と耳で確かめてください。
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