B’zのライブ映像やSNSの投稿を見ていると、「稲葉浩志さんって、B’zのライブでギターを持って歌うことはあるの?」と気になったことがある人も多いのではないでしょうか。
特に昔のライブを見返したり、断片的な記憶が残っていたりすると、「あれ、ギター持ってなかった?」と感じてしまうのも自然なことです。
この記事では、B’zのライブにおいて稲葉浩志さんがギターを持って歌うことは実際にあるのかという点について、過去の事例やB’zのライブスタイルを整理しながら、初めての人にも分かりやすく解説していきます。
B’zのライブで稲葉浩志さんがギターを持つことは「ほぼない」
結論から言うと、稲葉浩志さんがB’zのライブでギターを弾きながら歌うことは、基本的にはありません。
B’zのライブでは長年にわたり、
という明確な役割分担が続いています。
稲葉浩志さんはステージを大きく使い、走り回りながら歌うスタイルが特徴です。そのため、ギターを持たずにパフォーマンスする方が、B’zのライブ構成として合理的だと言えます。
「ギターを持っていた気がする」と言われる理由
それでも「稲葉さん、ギター持って歌ってたよね?」という声が出るのには理由があります。
ソロ活動での弾き語りの印象
稲葉浩志さんはソロ名義のライブや作品では、アコースティックギターを持って歌うことがあります。
その印象が強く残っていると、「B’zのライブでもやっていたような気がする」と記憶が混ざってしまうケースが起こりやすくなります。
昔のライブ記憶が混同しやすい
90年代から続くB’zのライブは本数も多く、映像やテレビ出演もさまざまです。
アコースティック寄りの演出や落ち着いたパートの記憶が、ギターを持っていたというイメージにつながることもあります。
「Easy Come, Easy Go!」が話題に出やすい理由
特に名前が挙がりやすいのが「Easy Come, Easy Go!」です。
この楽曲については、1999年頃のライブ(LIVE-GYM ’99“Brotherhood”期)を中心に、稲葉浩志さんがアコースティックギターを持って歌った場面があったと語られることがあります。
そのため、「あの曲でやっていた」という記憶が残っている人が一定数います。
ただし重要なのは、
という点です。あくまで例外的なケースとして語られているものだと考えるのが自然でしょう。
なぜB’zの定番にはならなかったのか
B’zの最大の強みは、
この2つが明確に分かれている点にあります。
稲葉浩志さんがギターを持つことで表現の幅が広がる一方、
- ステージングの自由度が下がる
- ボーカル表現に集中しづらくなる
といった側面も出てきます。
そのため、B’zとしては「稲葉さんは歌に専念する」という形が、長年ベストなスタイルとして定着してきたと考えられます。
TV出演や特別企画ではギターを持つことはあった?
では、ライブではなく音楽番組や特別企画などではどうだったのでしょうか。
結論から言うと、TV出演や特別企画においても、稲葉浩志さんがギターを弾きながら歌うケースはほとんどありません。
基本的な立ち位置はライブと同じで、稲葉さんはボーカル、松本孝弘さんがギターという役割分担が貫かれています。
ただし、番組の演出上、アコースティックセットが組まれたり、曲のイントロやトーク部分でギターに触れているように見える瞬間があったりすることはあります。
こうした一場面が強く印象に残ることで、「テレビでは弾いていた気がする」という記憶につながることもあるようです。
あくまで、TVでも“弾き語りが定番化した事実はない”と考えておくと混乱しにくいでしょう。
まとめ
B’zのライブにおいて、稲葉浩志さんがギターを持って歌うことは、基本的にはありません。稲葉浩志さんはボーカル、松本孝弘さんはギターという役割分担が長年にわたって確立されています。
一方で、「Easy Come, Easy Go!」などをきっかけに、過去の演出や記憶から例外的な事例が語られることもあります。
ただし、いずれも定番ではなく、かなり限られたレアケースです。
そのため、「稲葉浩志さんがB’zのライブでギターを持って歌うことはあるのか?」という疑問に対しては、基本的にはないが、過去に例外はあったと理解しておくと分かりやすいでしょう。

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