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ギター奏法でも魅力的な「フィンガースタイル」を学んで専門技術を身につけよう。

多忙な社会人のためのレッスン
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ギターには様々な奏法がありますが、ギターならではの奏法の中に「フィンガースタイル」という奏法があるのはご存知でしょうか。

Nyan.
Nyan.

こんにちは、社会人ギタリストNyan.です。フィンガースタイルとはどんなものか実際に弾いてみたので、一度ご覧ください。

フィンガースタイルを使用したギター演奏はこちら↓

こんなの動画で見たことあるけど、普通に難しそう…と思いの方。

そうなのです。慣れるまではとても難しく、複雑に指が動くので「難しい…」と割と敬遠されがちなのです…。

コピーするまでは少し大変ですが、慣れると「手に職がつく」感じ。他の楽曲を弾きたい時でも要領が分かるので、スムーズにコピーが捗りますよ。

普段はコード弾きしかしていない。という方も、この機会に新しいジャンルを学んで、もっと演奏の幅を増やしてみませんか?

フィンガースタイルとは

フィンガースタイルとはなにか?を簡単に説明すると…

スリーフィンガー、フィンガーピッキング、ソロギター、など色々な呼ばれ方がありますが、指で弾く全てのスタイルをフィンガースタイルと言い、ギター一本で伴奏、リズム、メロディを弾き一人で完結する奏法のことを言います。

また、フィンガースタイル(fingerstyle)は英語圏からの呼ばれであり、日本ではフィンガースタイルのことを「ソロギター」と言うことの方がなじみ深いです。

フィンガースタイルのやり方

フィンガースタイルはピックを使わず、爪または指を使い弦を弾いて演奏します。

構え方の基本はこちら

画像のように力を抜いて、ゆったりと構えるようにしましょう。

この奏法のキホンは、弾く曲にもよりますが…運指は6、5、4弦は親指、それ以外は他の指でつま弾いていくイメージでやっていきましょう。

※アタック音(パチン!という音)は基本6、5弦が鳴りやすいので、3弦も親指で弾くと、少し距離が出来て難しくなります。

フィンガースタイルを学ぶとどうなる?

そしてそんなフィンガースタイルを学ぶ上でメリットはいっぱいあります。

  • 一人でリズム、ベース、メロディなどを全部表現できる
  • 自分で歌えない曲(高音域、低音域)も演奏できる
  • 自分が知らない国の曲でも演奏できる

など、一度要領が分かると、コピーもしやすくなりますし、気に入った曲が知らない言語でも「少しやってみようかな」と手軽に挑戦したくなりますよ。

好きな曲を弾くために

では、自分が弾きたい曲はどのようにして練習していくべきなのか。練習の仕方によって、TAB譜を見ているうちに「難しい…やめようかな」なんて挫折もしにくくなります。

オススメの練習方法としては…

  • メロディとベースラインを分けて練習
  • かなりゆっくりしたテンポで一音ずつ練習

この二つを意識して練習していきましょう。

フィンガースタイルにおいて、要領を掴むまでが一番の難関。アタック音なども付け加えるとなると、非常にややこしい。

  • メロディラインを練習する際には、人差し指、中指、薬指の運指に気を配りながら覚えていきましょう。
  • ベースラインを練習する際には、音の進行を覚えていくこと。アタック音が入っている場合には、ベースライン+アタック音のみといった練習方法でやっていきましょう。

そして、テンポをこれでもか!といった具合で落としに落としまくってください。遅いテンポでイライラとしてしまいがちですが、メトロノームと合わせて練習してみましょう。

Nyan.
Nyan.

私も最初期はテンポ30くらいで何度も止めて、何度も確認しながら練習していました。汗

参考記事:曲のコピーの仕方でもコピーの仕方について解説していますので、良ければご覧ください。

さらにフィンガースタイルの練習する時のコツなどもありますので、下で紹介いたします。

弾く時に気をつけること

フィンガースタイルを練習する時に右手左手が上手くシンクロしない…遅いテンポでやってもなかなかコツがつかめない…と悩んでいる方。

少し練習のコツというか、練習する時のモチベ維持に繋がるようなことを私の経験からお話させていただきます。

口ずさみながらが大事

フィンガースタイルの練習をする際には、テンポを落として、ゆっくりとメロディを口ずさみながら、弾いてみることを意識してみましょう。これでかなり覚えが早くなります。

主にタブ譜を見ながら練習することが多いのですが、数字を追いかけると、リズムが置き去りになりがち…

原曲と同じように弾きたいと思っていても、リズムが合わず…

Nyan.
Nyan.

「なんで演奏が変になるんだ?」「数字通りに弾いているのに、曲にならない…」と筆者自身も幾度も悩んだことです。

アドリブギターなんかでも言われることなのですが、「そのメロディを口ずさむことが出来るのならば、それをギターに置き換えて弾くことは容易である」とよく耳にするのですが、正にその通りです。

曲のリズムに合わせて弾くためには、口ずさみながら、ギターを弾く手もそれに合わせていかなければならないのです。

複雑なフレーズは簡略化する

スライド、ハンマリング、チョーキング、ボディアタックなど、平行して弾かなければいけない部分がタブ譜に出てくることもあります。

メロディを弾きながら、ベースラインも弾いているのに、これ以上増やさないで!とついつい言いたくなる気持ちもあるかと思いますが…

そもそも本当にこの場所は弾かなければいけないのか?と考えてみましょう。

今の自分に絶対無理なテクニックは省きましょう。ベースラインとメロディを指で弾くだけでもフィンガースタイルになりますよね。

すべてをコピーしなければならないと思うから挫折してしまう原因になるので、初めはスライドやハンマリングなども抜いて、メロディ、ベースだけでも良いかと思います。

その曲に慣れてきて、後からハンマリングやプリングなどの肉付けしていく方法がより近道です。

少しでも「やっとここのフレーズ出来た!」と思えるような成功体験をすることがフィンガースタイルにおいて大事な要素であり、モチベ維持がしやすくなります。

大事なこと

フィンガースタイルを演奏する上で、大事なこと。「すべてをコピーしようとしない」意識を持つこと。これがとても大事です。

躍起になってこの曲の骨の髄まで完コピしてやろう…、音の強弱もすべて…

と、意気込むと疲れます。そのストレスが積み重なり、途中でやめてしまう…といったことになりかねません。

フィンガースタイルの挑戦において大事なことは

  • 口ずさむ
  • 弾く音の簡略化
  • 弦を弾く指の役割を把握する
  • メロディとベースを分けて練習

こちらの4つのポイントを押さえて練習してみましょう。

そして、今回フィンガースタイルで弾いたEd SheeranさんのPerfectという曲を弾いてみたいという方、この曲はバラード調なので、少しゆったりとしたテンポの曲のため、比較的コピーしやすい曲です。

フィンガースタイルに挑戦したことがない方も、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

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