2025年12月20日に行われたMrs. GREEN APPLEのライブで、大森元貴さんが身につけていた髪飾りが、終演後からSNSを中心に話題になりました。
「木みたいに見えた」「麦の穂っぽくない?」「正式な名前は何だろう?」といった声が多く、印象的なアクセサリーだったことがうかがえます。
この記事では、当日の写真やファンの投稿をもとに、大森元貴さんの髪飾りがどんなモチーフなのか、正式名称としてどの呼び方が近いのかを整理します。
あわせて、なぜそのデザインが選ばれたのか、ライブの世界観との関係についても考察していきます。
大森元貴さんの髪飾りは何?

結論から言うと、大森元貴さんが12月20日のライブで着けていたアクセサリーは、月桂冠(げっけいかん/ローレル)モチーフのヘッドピースと考えるのが最も自然です。
形状は、細長い葉が放射状に連なったデザインで、穂状の粒が連なる「麦」や「稲穂」とは構造が異なります。
舞台衣装や式典用アクセサリーの分類では、「ローレルリーフ(Laurel Leaf)」系として扱われることが多いタイプです。
「木?麦?」と言われた理由
SNSで「木っぽい」「麦みたい」と言われた理由は、主に見え方にあります。
ライブ照明の下では、金色のリーフアクセが強く反射し、遠目では粒が連なっているように錯覚しやすくなります。
また、片側だけに装着するデザインのため、枝や穂のように見えた人も多かったようです。
これはステージ衣装ではよくある現象で、静止画で見ると“葉”であることが分かりやすくなります。
月桂冠モチーフが有力な理由
月桂冠は古代ローマ時代から「勝利」「栄光」「詩人」「神話」を象徴するモチーフとして使われてきました。
王冠の原型としても知られており、音楽ライブや舞台演出では“物語性”を強く出せるアイテムです。
今回の衣装が持つ赤と金を基調とした神話的・荘厳な世界観、そしてツアーの演出テーマ(バベルの塔)を考えると、月桂冠モチーフは非常に相性が良いと言えます。
なぜ“片側だけ”につけているのか
今回の髪飾りが特徴的なのは、頭の片側だけに装着されている点です。
これは左右対称の冠とは異なり、「完全な王冠」ではなく、あくまで物語の中の象徴として“欠片”を表現している可能性があります。
ステージ上では、左右非対称の装飾のほうが動きや表情を強調しやすく、歌唱中のマイク位置やカメラアングルとの相性も良くなります。
演出面を考えると、意図的に片側のみのデザインが選ばれたと考えるのが自然でしょう。
月桂冠とオリーブの違いは?どっちが近い?
SNSでは「月桂冠」「オリーブ」と2つの呼び方が見られますが、厳密には象徴や見た目に違いがあります。
- 月桂冠は、細長い葉が連なる形で“勝利・栄光・詩人”を象徴します。
- 一方、オリーブは葉がやや丸みを帯び、“平和・祝福”の意味合いが強い植物です。
今回の髪飾りは、葉の形状がシャープで放射状に広がっている点から、象徴・デザインの両面で月桂冠に近いと見る人が多いようです。
過去のライブやMVでも似た髪飾りは使われていた?
これまでのMrs. GREEN APPLEのライブやMVを振り返ると、大森元貴さんの衣装には“植物”“神話”“象徴”といった要素が取り入れられることが少なくありません。
ただし、今回のような明確なリーフ系ヘッドピースは珍しく、12月20日の公演ならではの特別演出と考えられます。
世界観を強く打ち出す楽曲・演出の場面でのみ使用された可能性が高いでしょう。
成人式や再現コーデで真似するなら
ファンの間では「成人式の髪飾りを大森さんイメージで作りたい」という声も見られました。再現を意識するなら、
といった条件で探すと、雰囲気を近づけやすくなります。
振袖を変えず、髪飾りだけで“ミセス感”を出す方法としても相性が良いでしょう。
まとめ
12月20日のライブで大森元貴さんが着けていた髪飾りは、商品名が特定できるアクセサリーというよりも、「月桂冠(ローレル)モチーフのヘッドピース」と捉えるのが最も近い答えです。
麦や木に見えたのは照明や角度によるもので、世界観を表現する象徴アイテムとして理解すると納得しやすいでしょう。

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