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10年前にTwitterでセカオワのドラゲナイが流行ってた?猫ミーム級の影響力とは

おとの日報
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2014年、Twitterでは「ドラゲナイ」という謎のワードが突如として話題になりました。

SEKAI NO OWARIの楽曲「Dragon Night」のタイトルが空耳的に「ドラゲナイ」と聞こえることから、 SNS上で爆発的に拡散。歌詞の内容とは関係なく、このフレーズがネタとして独り歩きしました。

では、実際にどのくらい流行っていたのか?最近の「猫ミーム」などと比べるとどれほどの影響力があったのか? 当時のTwitterの様子を振り返りながら検証していきます。

記事のポイント
  • 「ドラゲナイ」現象は2014年にTwitterを中心に爆発的に拡散
  • 大喜利ネタや合唱コンクールでの採用など、多方面で話題に
  • 流行の持続性は短期的で、「猫ミーム」ほど長くは続かなかった
  • SEKAI NO OWARIのメンバーも流行を受け入れ、ライブなどで活用

「ドラゲナイ」とは?なぜTwitterで流行したのか

2014年、SEKAI NO OWARIがリリースした楽曲「Dragon Night」は、音楽業界のみならずSNS上でも大きな話題となりました。

特に、楽曲のタイトルが空耳的に「ドラゲナイ」と聞こえることがTwitterでネタ化し、

  • 「ドラゲナイ!」と意味なく叫ぶツイート
  • 「〇〇ナイ」シリーズの派生ネタ
  • ドラゲナイを用いた大喜利やボケツイート

といった形で拡散され、Twitterのトレンドワードに入るほどの盛り上がりを見せました。

さらに、楽曲のリズミカルなメロディーと独特の雰囲気が「合唱コンクール」や「文化祭」でも広く採用されるようになり、若者を中心に浸透しました。

「猫ミーム」と比べた影響力と持続性

では、「ドラゲナイ」現象は最近のネット文化の象徴である「猫ミーム」と比較するとどのような位置づけになるのでしょうか。

共通点

  • Twitterを中心に爆発的に広がった
  • 大喜利的な使われ方で、SNSの文化と親和性が高い
  • 拡散される理由がシンプルで、特定のファン層以外にも届いた

違い

  • 「猫ミーム」は画像主体で派生が多く、長期間愛される傾向がある
  • 「ドラゲナイ」はフレーズ主体で、短期的に消費されやすい
  • 「猫ミーム」は現在も頻繁に新作が生まれるが、「ドラゲナイ」は特定の時期に流行したのみ

つまり、「ドラゲナイ」は2014年のTwitterトレンドを象徴する一過性のブームであり、「猫ミーム」のような長寿命のネット文化とは異なる性質を持っていました。

「ドラゲナイ」ブームを受けたメンバーの反応

イメージ画像

SEKAI NO OWARIのメンバー自身も「ドラゲナイ」現象を認識しており、ライブやインタビューで言及することがありました。

Fukaseさん

「『ドラゲナイ』って呼ばれるのは正直最初は面白かったけど、こんなに広がるとは思わなかったね。」

Nakajinさん

「リビングにターンテーブルを置いてDJの気持ちになって作った曲が、こんな形で広まるとは(笑)」

Saoriさん

「歌詞の世界観が好きなんだけど、ネタとして使われること自体はポジティブに捉えてるよ。」

メンバーはこの流行を否定することなく、むしろポジティブに捉えていたようです。

「ドラゲナイ」現象の過去の類似事例

Twitterで短期間に爆発的に流行し、その後沈静化したネットミームには、過去にもいくつかの例があります。

①「ぽぽぽぽーん」(2011年)

東日本大震災後のACジャパンCM「あいさつの魔法。」の「ぽぽぽぽーん」がネットミーム化。ドラゲナイと同様に一発ネタ的な流行。

②「倍返しだ!」(2013年)

ドラマ『半沢直樹』の決めゼリフが社会現象化。Twitterでの拡散力は強かったが、持続性がやや短い。

③「ンゴwww」(2014年)

2ちゃんねる発のネットスラングがTwitterでも広まり、若者の間で定着。

これらの事例と比較しても、「ドラゲナイ」は短期的なブームとしての側面が強く、広がり方としては「ぽぽぽぽーん」に近い形であったと考えられます。

まとめ:「ドラゲナイ」は短期的な大流行だった

結論として、「ドラゲナイ」は2014年のTwitterで確かに大流行しましたが、その影響は一過性で、猫ミームほど長続きするものではありませんでした。

  • Twitterの大喜利文化と親和性が高く、一気に拡散された
  • 文化祭や合唱コンクールなど、リアルな場にも影響を与えた
  • しかし、持続性は短く、「猫ミーム」のような長期的なネット文化とは異なる
  • メンバー自身も流行を受け入れ、ライブやメディアで活用していた

10年前のTwitter文化を振り返る上で、「ドラゲナイ」は確かに象徴的な現象だったと言えるでしょう。

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