今年も注目を集めるNHK紅白歌合戦。
その舞台に過去のジャニーズ事務所を引き継ぐSTARTO ENTERTAINMENTが出演する可能性が取り沙汰されていましたが、4枠の交渉は決裂に至った模様です。
なぜそのような結果となったのか、背景に迫ります。
目次
NHK紅白とSTARTO社の交渉が決裂、その理由とは?
NHKはスタート社に所属する複数グループに対し紅白へのオファーを行いました。
しかし、スタート社内部で慎重な協議が行われた結果、出場が見送られる方向で決定。
原因として挙げられるのは、NHKとの信頼回復が不十分であったこと、また内部での意見の統一が取れなかったことです。
どのグループが候補だったのか?
取材によると、NHKがオファーを検討したのはスノーマンやなにわ男子といった人気グループです。
彼らの最新シングルの売り上げやSNSでの影響力は業界内でも注目されており、紅白出演者選考基準の「今年の活躍」に十分該当する実績を持っています。
- キスマイ
- なにわ
- キンキ
- スーパーエイト
- 平成ジャンプ
- ストーンズ
- スノーマン
NHK特番が引き金に?交渉決裂の裏側
10月20日に放送されたNHKスペシャル「ジャニー喜多川 ‘アイドル帝国’の実像」は、ジャニー氏の性加害やメディアとの関係性に焦点を当てた内容でした。
この番組では、ジャニー氏の性加害が長年にわたり隠蔽されてきた実態やメディアの関与について詳細に報じられました。
これがスタート社に対し批判的な視点として受け止められ、不信感が生まれたとする見方もあります。
SNS上でも
「一方的な視点だ」
「NHKが紅白交渉のタイミングで放送する意図が読めない」
といった意見が飛び交っています。
4枠交渉に潜む歴史的背景
かつてジャニーズ事務所は、紅白の出場枠において圧倒的な存在感を誇り、4~7枠を確保することも珍しくありませんでした。
しかし、昨今の事務所再編やNHKとの関係変化により、今年の交渉では2枠という縮小案が提示されました。
- 1980年代から紅白にて旧ジャニーズの枠は1〜3枠は必ずあった
- 2010年代からは黄金期とも思える4枠〜最高7枠を獲得している
これがスタート社側にとって困難な決断を迫る一因となりました。
交渉決裂の裏にある信頼問題
スタート社がNHKとの交渉で慎重だった背景には、旧ジャニーズ事務所時代における性加害問題への対応や出演打ち切りが影響していると見られます。
また、NHK側が放送した内容がスタート社への批判とも取れるものだったため、さらなる不信感が生じたとの見方もあります。
これから双方の出方や歩み寄りはあるのか?また今後、紅白に出ないという方針でいくのか?など気になる点は山積みです。
まとめ
NHK紅白歌合戦とスタート社の交渉決裂は、過去の歴史や信頼関係、出演枠の縮小など、複雑な要因が絡み合っています。
正式な出場者発表まで予断を許さない状況ですが、今回の交渉がスタート社の今後の方向性に影響を与えることは間違いありません。
最後の決定に注目が集まります。
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