氷川きよしのファン層は30～40台に変化している？

おとの日報

2024.09.04

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氷川きよしさんは、2000年に演歌歌手としてデビューし、長年にわたり多くの年配ファンに支持されてきました。

しかし、2018年からのビジュアル変化と新しい「Kiina」としての自分を表現する中で、30代から40代の新しいファン層を引き寄せています。

この変化の背景には、彼がより多様な自分を受け入れることで、新たな道を切り開いていることがあるのです。

記事のポイント

氷川きよし（ひかわきよし）さんは、2000年に「箱根八里の半次郎」で演歌歌手としてデビューし、一躍注目を浴びました。

その後、演歌界のプリンスとして数多くのヒット曲を生み出し、特に中高年層からの支持を集めました。

しかし、近年ではファン層に変化が見られます。氷川さんのビジュアルや音楽スタイルが大きく変化し、特に2018年から2019年にかけての変容が顕著です。

復帰コンサートでの発言でも、氷川さんは「kiina」という新しい名前での活動を視野に入れていることを語りました。

これは、ジェンダーレスな自己表現を追求する彼の意図が反映されたもので、従来の演歌ファンには驚きを与えました。

しかしながら、若年層や30～40代のファンが新たに増え、特に「限界突破×サバイバー」などのポップな曲が彼の新しいファン層に受け入れられています。

まだまだ高い年齢層にも人気がある

演歌歌手としての氷川きよしさんを支持してきた高年齢層のファンは、依然として彼を応援しています。

8月の復帰コンサートには、40代以上のファンも多数駆けつけました。

特に「きよしのズンドコ節」や「箱根八里の半次郎」などの代表曲がメドレー形式で披露されると、会場は大いに盛り上がりました。

一方で、演歌のフルコーラスが少なくなったことに対する不満の声も上がっています。

氷川きよしさんが「kiina」として自己表現を強調し始めたことは、新たなファン層の開拓にも影響を与えています。

特にSNSやYouTubeなどでのパフォーマンスが話題となり、彼のジェンダーレスなスタイルが共感を呼んでいます。

これにより、20代や30代の若い世代からも徐々に注目を集めています。

氷川きよしさんのファン層は30～40代に移行しつつあり、演歌からポップス、シャンソンまで幅広いジャンルに挑戦する姿勢が、新たなファン層を引き寄せています。

従来の高年齢層のファンは依然として彼を支持していますが、今後の活動がどのように進化していくのか、注目が集まっています。